バートン劇場


ニューカッスル  0 − 0  アーセナル


GK:シュチェスニー
DF:サニャ、コシェルニー、ヴェルマーレン、ギブス
MF:ラムジー(→ジュルー)、ソング、ロシツキー(→フリンポン)
FW:ジェルヴィーニョ(→退場)、ファン・ペルシー、アルシャヴィン(→ウォルコット

  • 選手個人評
選手名 評価 コメント
シュチェスニー 6.5 シュートを打たれる場面は少なかったが、数少ない仕事を万全にこなした
サニャ 6.0 いつも通りの安定したパフォーマンス、通らないクロス
コシェルニー 6.5 守備面でも繋ぎの面でも合格点
ヴェルマーレン 7.0 安定した守備を披露し、何度か攻撃参加をするも周りに活かされず
ギブス 6.0 前任者よりは攻撃センスを感じるが、相手に突かれなかっただけで守備は…
ソング 6.0 中盤の底でのバランスを重視した守備は合格点。踏みつけ行為で後から処分が下るかも
ラムジー 4.5 彼がいたことで中盤を3枚にした意味が無かった
ロシツキー 5.5 最低限のタスクはこなしたが、それだけ。最高のパートナーがいないと成り立たない
アルシャヴィン 4.5 光る場面もあったが、全体的に雑
ジェルヴィーニョ 4.0 ドリブルは良いが、後が続かない。バートンにキレて愚かな一発退場
ファン・ペルシ 4.5 前線で孤立。数少ないチャンスも、プレーに精彩を欠いた
ウォルコット 3.5 負傷明けとはいえ、全てのプレーにおいて判断が変だった。サッカー脳が無い?
フリンポン - 10人になってから守備要員として途中出場
ジュルー - 試合終盤に守備要員として途中出場。直後のビッグチャンスでは判断が遅かった
  • 感想

前半の入り方は悪くなかったように思います。
結果的には、あれが一番マシな時間帯だったかもしれないけど。

この試合では4−3−3でソングが比較的後ろに残ってバランスを取ることが多く、
ロシツキーラムジーは前目でゲームメイク。
ただ、この2人は役割が被ってるというか、結果的にはそうなっていた。
ロシツキーは無難にボール捌けているから良く見える人もいると思うけど、
あれはもう1人の選手が決定的な仕事出来る選手であれば良いフォローをしたと評価されるけど、
そのもう1人がラムジーだったことを考えると、ロシツキーの出来も微妙と捉えざるを得ない。
この2人とも中盤でボール回すだけで、結果的にはろくにチャンスメイク出来ず、
ファン・ペルシーのフォローもろくに出来ず。
中盤の推進力が低過ぎて話にならないから、前半からサイドのクロスが多くなった。

前線の3人は連携プレーがほとんど無く、サイドから可能性の低いクロスばかり。
ファン・ペルシー1枚が中で競り勝てるわけもなく、悪い時のアーセナルがそのまんま出た形。



そして、この試合は何よりも例のバートン劇場。
ソングの無意味な踏みつけ行為は審判が気付いてなかったみたいだけど、
後から処罰対象になる可能性有り。3試合出場停止かな。
その後、ジェルヴィーニョPA内でダイブ気味に転倒したところをバートンが胸倉掴んで引き起こし、
それに激昂したジェルヴィーニョがバートンの顔面を右手で叩くような形となり、
これが報復行為と見なされ一発レッドで退場。

その後はニューカッスルに攻め込まれ、アーセナルには珍しくフリンポン、ジュルーと
守備的な選手を立て続けに投入しドローでの逃げ切りを図った。
カウンターから何度かチャンスはあったが、そのたびに雑なプレーでチャンスを不意にした。


開幕からやってくれたなというのが率直な感想だけど、
元から期待値が低いとそれほどガッカリ感も無いっていうね…

バートン獲ったら面白いなーと思ってたけど、今日の試合で獲る可能性はガッツリ下がったw
でも、獲ったら面白いとは思う。
普通のプレーもラムジーとかより全然上手いし。



これで次節のリバプール戦はジェルヴィーニョが出場停止。
両サイドのスターティングメンバーはおそらくアルシャヴィンウォルコットになると思いますが、
宮市の出番が現実味を帯びてきた。

ソングが抜けた場合はフリンポンかな。
それよりも、ウィルシャーが間に合わなかったらきつい。