1月の移籍市場


W杯開催の年なだけに、現在出場機会の少ない選手は積極的にアピールする為に環境を変えたいところ。
逆に、それなりの地位を築いている選手は移籍に慎重な姿勢を取るでしょう。


アーセナルの補強が必要なポジションは、


1.ボールが収まるセンターフォワード
2.運動量豊富な中盤の選手(出来ればチームを鼓舞することが出来る選手)
3.総合能力の高い利き足が右のセンターバック
4.十分な信頼の置けるゴールキーパー


ただ、状況的に取れて1人かなと思います。
それはおそらく前線の選手になるでしょう。




ここ最近、候補に挙がっていた選手


マルアーヌ・シャマク(ボルドー
夏にも狙っていた選手ですが、ボルドーがCL決勝トーナメントに進んでいること、契約期間が残り半年であることを考慮すると、冬には獲りに行かないんじゃないかと。前線でボールが収まるし、周りも使えて献身的なプレーが出来る良い選手なだけにベンゲル好みだと思うけど、得点力にやや難があるのが微妙なところ。


ルート・ファン・ニステルローイレアル・マドリー
冬の移籍市場で出そうな選手の中では決定力は随一。現在のアーセナルのチャンスは作れるけど活かす選手がいないという状況を打破するピースに成り得るけど、それは良い部分だけ見た場合の話。逆に彼の欠点は度重なる怪我や年齢的な運動量の低下で、アーセナルのパス&ムーブに適応出来るか疑問符がつくところ。足元の技術なら全く問題無いと思うけど、06-07シーズンなんかアンリが前線で棒立ちで攻撃が詰まるケースが多々見受けられた。ニステルの方がボックス内での選択肢は多いけど、1,2年後先まで見据えると正しい補強なのかどうか。あとは、元ユナイテッドの選手の中でもかなりアーセナルと因縁が深い選手ということで、現地のファンに受け入れられない可能性大。リバポやスパーズ他、プレミア勢が引く手あまた。あとはローマとか。


カールトン・コールウェストハム
この間のアップトンパークの試合では彼のフィジカルの強さ、ボールキープ力がかなり目立っていた。足元の技術やフィジカル的な要素は文句のつけようが無いけど、フィニッシュの場面には課題が残る。彼はイングランド代表候補の中でも当落線上かなーと思いますが、彼の立場からするとアーセナル移籍はギャンブルになるのかなと。ただ、カールトン・コールはユナイテッドやリバポも候補に挙がっていたような気が。


ロマン・パブリュチェンコトッテナム
ポジショニングの上手さ、ポストプレーの上手さ等はあるが、彼も決定力に課題がある。代表ではアルシャヴィンと2トップを組んでいることもあり、補完性に関しては実証済み。ただし、スパーズ→アーセナルってパターンは両クラブの関係からしてもあまり考えられない。キャンベルはフリーだったしね。そういえば、キャンベルがマンU?なんて噂もwパブリュチェンコに話を戻すと、最近はバベルとトレードなんて噂も出てましたね。両選手のクラブでの立場からすれば良いトレードのような気もするけど。


ボージャン・クルキッチバルセロナ
テクニック面やストライカーとしての才能は間違いないけど、プレミアリーグに適応出来るかは未知数。正直、ギャンブル過ぎるので個人的には考えられない選択。ボージャンバルサで出場機会が少ないとは言え、国外移籍を選択するかね。