シティの引き分け力<チェルシーの逆引き分け力


マンチェスターシティ  2 − 1  チェルシー


マンチェスターシティ
GK:ギブン
DF:リチャーズ、トゥレ、レスコット、ブリッジ
MF:SWP、デヨング、バリー、ロビーニョ
FW:テベスアデバヨール


チェルシー
GK:ツェフ
DF:イヴァノビッチ、カルバーリョ、テリー、A・コール
MF:バラックエッシェン、デコ、ランパード
FW:アネルカドログバ




7試合連続引き分けのシティがチェルシー相手に勝利。



序盤はチェルシーが主導権を握り、いきなり迎えた決定機でのドログバのシュートをギブンがセーブ。
その後、立て続けにシュートを浴びるもギブンが連続セーブ・・・と思いきや、弾いたボールがゴール前に突っ立っていたアデバヨールの背中に当たってゴールイン。何とも物悲しい得点シーンだった。


しかし、この失点でシティに火がつく。チェイシングを頑張るかどうかは気分次第なアデバヨールが積極的にチェイシングを仕掛け、更には普段からチェイシングをサボらないテベスもいつも通りチェイシングを頑張る。今日のシティはデヨングとバリーのCHコンビということで、かなりタイトな守備をしていた。攻撃面においては、CHからの展開云々じゃなくて両サイドと2トップ任せだったんだけど今までの試合よりは噛み合っていた印象。徐々にシティが主導権を奪い取っていく。


そして、CKからのこぼれ球をSWPが直接ミドル。このシュートをリチャーズが弾き、こぼれ球をアデバヨールが押し込んでシティが同点に追いつく。この時リチャーズの手にボールが当たってたけど、あの状況でハンドは取れないかな。そのまま流れがシティの方に傾いて前半終了。


後半にはテベスが直接FKを決めてシティが逆転。その後は一進一退の攻防が続き、迎えた80分過ぎにドログバPA内で巧みなトラップから前を向くと、途中出場のオヌオハのタックルがPKを取られる。この時はシティの8連続引き分けか・・・と思ったが、ランパードのPKをギブンが見事にセーブし、最大の窮地を救った。


結局は2-1のまま試合終了し、シティは連続引き分けを7で止めた。チェルシーは久々の黒星で3敗目。
シティは終盤のカウンターでテベスがまともなパス出してたら追加点入ってたと思う。チェルシードログバアネルカが不発だったというか、トゥレ、レスコット、リチャーズといった身体能力の高いDF陣に終始苦しめられていた。