デニウソンとラムジーの比較


ガナスレにて、現在のラムジーとデビュー時のデニウソン
比較するような話題がありましたが、ちょっと思うところがあったので。


ラムジーについてはあまり多くを語る必要は無いと思う。
プレシーズン時に比べればチームに馴染んできてるし、それは成長の面でもある。
ただし、リーグ戦で使っていくにはまだ足りない。そんな印象。


デニウソンについては、デビューした年は
それなりにまとまったパフォーマンスを見せてました。
ミニセスクなんて呼ばれてたような気がしますが、
ゲームメイクはしてなかったので私の中ではそういうキャラでは無かったです。
どう思ってたかと言うと、守備面ではまだまだ足りないけど(今と同じ)
中盤の底からの展開という面では結果的にセスクの攻撃面での負担を
軽く出来るかなと思っていました。
当時は守備専のジウベルトが鉄板でしたが、こういうパートナーも有りだと思ったものです。
実際にそれを本格的にしたのは、翌シーズンのフラミニでしたが。
ただ、ベンゲルが今季デニウソンに期待したのはこの部分があると思う。
そういえば、当時のアーセナルファンの間では
デニウソンディアビの評価が過剰ではありましたね。
(ガナスレでデビューした年のデニウソンは良かったって書き込み見て思い出したけど)
実際、次のシーズンでデニウソンはCHとしてビルドアップ能力が足りないことを露呈し、
ディアビはサイド起用ばかりで守備意識の低さと状況判断の悪さが目立つようになり、
評価は冷えていったように思いますが。


本題に戻ると、ラムジーデニウソンの比較だけど、
どちらが凄いかと言ってもまず両者を比較する意味が全く無い。
結局、どっちも足りないんだから。
そもそも、デビュー時のデニウソンはパートナーがセスクで、
セスクがゲームを作り、デニウソンはそのサポートを受けながらボールを捌く役だった。
一方のラムジーデニウソンかランドールと組み、自身でゲームを作る。
まあ、ラムジーデニウソン、ランドールに関しては
ゲームを作るという段階には至っていないと思いますが。
とりあえず時期も立場も違う両者を同じ天秤にかけるというのは言うほど簡単では無い。