トゥレの移籍騒動に思う


トゥレが移籍志願してたのは本当だって公式でベンゲルが認めちゃったわけですが、
彼への愛着を度外視して考えた場合、トゥレは来夏以降もキープするべきか否か。


アーセナルのこれまでのやり方でいくと、ヴィエラ、アンリ等は
全盛期が過ぎたとみなされ、さらにチームに後釜がいた場合(セスク、アデバ、ペルシ)、
わりとすんなり移籍を容認しています。
ピレスに関しては、さすがにヴィエラを放出した年に
一緒には出せないってことでもう1年残留させてましたが。


ではトゥレの場合はどうか。
アーセナルのCBにはトゥレ以外にギャラス、ジュルー、シルヴェストル
あとはCHでの起用の方が多いけど一応ソングもいる。
ソングをカウントするなら、仮にギャラスを来夏までに放出したとしても
ジュルーあたりが育っていればトゥレの同時放出も可能性は十分にある。
ただし、ベンゲルの考え方としては後ろのポジションには経験を重視する傾向がある。
その経験ってのが実力じゃなくて年齢で決まってる印象があるけど、
トゥレの場合もアーセナルのDFラインを長年支えている選手であるのは間違いないので、
そうあっさりは切れないという考え方も出来る。


問題はトゥレがアーセナルに残留したとして、
トップフォームに戻るかどうか。
仮に戻らなければ、個人的にレギュラーを任せるには不十分だと思ってるけど、
レギュラーを任せられないからチームに不要な選手となるのか。
ユナイテッドのギグススコールズ、ネヴィルであったり、
リバポのヒーピアとか見てると、ベテランをキープしておく価値はやはりあると思う。
今のアーセナルで彼らに最も近い立場にいるのがトゥレだけど、
果たしてトゥレがそこから先に進めるのかが気になるところ。