中間評価
今年の全日程を消化したわけだし、ここらへんで中間の個別評価を。
10点満点でつけます。5.5が標準。
GK:
マヌエル・アルムニア・・・6.5
アーセナルの中では比較的安定したパフォーマンスを維持。
彼に救われた試合もあります。
こういうミスをするようじゃ1流じゃないな・・・的なミスも何度かおかしてますが。
ルカシュ・ファビアンスキ・・・6.0
主にカーリング杯ですが、ウィガン戦の神セーブはレーマンを彷彿とさせたｗ
もっとフットワーク鍛えて守備範囲広げてほしいけど、
少しずつ良くなってるとは思います。
FA杯では彼がゴールマウスを任されるだろうから、良いプレーを期待します。
ビト・マノーネ・・・採点不可
CB:
ウィリアム・ギャラス・・・5.0
前半戦は安定感を欠くプレーが目立ちました。
あとは採点対象外にはしてるけど、ピッチ外でベラベラ喋って
キャプテン剥奪とかされたせいでチームのまとまりが表立って崩れたのは大きなマイナス。
ただ、ギャラス自身のパフォーマンスはキャプテン剥奪以降の方が良いような気がします。
1歩引いた立場になることで以前よりは冷静にやれてることが良い方向に転がってるのかも。
コロ・トゥレ・・・5.0
レギュラーの座から降ろされた、と言ってもいいのかなー・・・
空中戦の弱さとラインコントロール能力の低さが目立ちますし、
ギャラスと二者択一なら落とされるのはトゥレなんでしょう。
1試合だけ全盛期並みのパフォーマンス見せた試合があったんですがすぐ怪我したし、
最近はちょっと怪我でコンディション崩すのが目立ちますね。
ミカエル・シルヴェストル・・・6.0
CBとして思いのほか健闘していますね。
逆に期待していたSBのバックアッパーとしては物足りないですが。
彼は足元の技術が他の選手よりも弱いんでレギュラーは無いけど、
十分な役割を果たしていると思います。
ヨアン・ジュルー・・・6.5
個人的にシーズン開幕前と現在で最も評価が伸びた選手ですね。
以前は大きいだけでフィジカル弱かったし、プレーも不安定だったんで
全く信頼して無かったんだけど、今季は見違えるようなプレー内容。
相手FWとの駆け引きとか、上がるタイミング、上がった時のプレー等、
課題は色々とありますが今後数年アーセナルのDFラインに君臨する選手になるかも。
SB:
ガエル・クリシー・・・5.5
素早いインターセプト、激しいタックルからのカウンターは相変わらず良いんですが、
DFラインの選手としては致命的な判断ミスの多さがネック。
あと、オーバーラップしてきてもクロス精度が悪過ぎるんで
彼を活かしても結局は無駄なんですよね。
右のサニャに比べれば十分活かされてるんだから
もっと実のあるプレーが出来るようになってほしい。
バカリ・サニャ・・・6.0
いくら前のサポートが無いとはいえ、クロスがことごとくワロスなのはマイナス。
1年目に比べると怪我での離脱が多い分、ちょっと評価を下げました。
まあ両SBに関しては中盤がショボくなった影響をもろに受けてるのは分かるんですけどね。
CH:
セスク・ファブレガス・・・6.5
中盤でのビルドアップ、ゲームコントロール等全てを彼に依存し切った前半戦でした。
前半戦、サンダーランド戦のCKからの1ゴールのみに終わったのは、
そういった負担の大きさが影響していると思います。
昨シーズンに比べるとゴール前に顔を出す回数が明らかに減ってますし。
デニウソン・・・5.0
前半戦はほぼフル稼働だったけど、それにしちゃ出来が良くない。
本来、CHが頑張って周囲の負担を軽くしなきゃいけないのに
逆にデニウソンが周囲の負担を重くしているような状態なので、
1月は彼のお手本になるような選手が必要かなーと思います。
沢山の試合に出てくれたから5.0だけど、プレー内容だけならもっと低いです。
実際、彼が戦犯級のパフォーマンスをして落とした試合がいくつかあった。
アレクサンドル・ソング・・・5.0
ボール奪取能力は既存のCHの中では一番良いものを持ってるけど、
中盤での状況判断が遅いのと、集中力が足りない。
ベンゲルが中盤でなくCBとして考えてる、というのがちょっと分かった気がします。
今のままじゃ「いぶし銀じゃないジウベルト・シウバ」みたいですし。
アーロン・ラムジー・・・6.0
17歳にしては十分過ぎる出来だったと思います。先日18歳になりましたけど。
プレシーズンの頃に比べればアーセナルのサッカーになじんできた感がありますし、
彼はシュート力と精度があるんで数年後は点の取れるMFになるのかなーと思います。
ヴァシリキ・アブ・ディアビ・・・6.0
彼は未だに賛否両論ですが、今季の出来としては悪くないと思ってます。
スタミナが無いのは相変わらずだけど、昨シーズンまでに比べれば
守備頑張るようになってきたし、攻撃面でも良くなってきていると感じます。
日によってプレー内容の浮き沈みがある点も相変わらずですが。
SH:
サミール・ナスリ・・・6.5
中盤でのサポート、フリーランニングについてはまだまだ至らない点が多いですが、
フィニッシュの精度はあるので課題を克服すればフレブよりも良い選手になれますね。
後半戦では本当の意味でのフィットが必要です。
エマニュエル・エブエ・・・6.0
昨シーズンよりもMFとして成長した点がいくつか。
代表的なのは複数のポジションをこなすことが出来るようになり、
試合中も色んなエリアに動いて仕事をするようになったことですね。
これによってエブエのプレーの幅も大分広がったと思います。
本当は6.5上げたかったけど、ウィガン戦でミス連発→ブーイング食らって傷心、
なんてことになって、結果的にその後の試合の
チームのパフォーマンス低下に影響したのでマイナス。
テオ・ウォルコット・・・6.0
代表戦でハットトリック決めたあたりから自信をつけ、
ドリブル突破の積極性を取り戻しましたね。
ただ、そのドリブル突破をもっと効果的に使えるようになるといいんですが
細かい状況判断等はまだまだ改善点が多いです。
あとは中盤で守備しないんでアーセナルの中盤には向いてない。
ジャック・ウィルシャー・・・5.5
まあ、そんなに出てないし。
ただ、パスワークへの絡みは悪くない感じ。
トマシュ・ロシツキー・・・採点不可
3月には復帰してね。
FW:
ロビン・ファン・ペルシー・・・6.5
ストーク・シティ戦でのアホな退場が無ければ7.0
今季はFWとしての成長が見られたシーズンでした（まだ半分ですがｗ）
彼が右足でもゴールを狙うのは今に始まったことじゃありませんが、
今季は右足でも強力なシュートを打てるようになってきた。
あとはアデバヨールを上手く囮にしてDFラインの裏を狙うとか、
細かい駆け引きが出来るようになってきましたね。
そろそろ直接FKでのゴールがほしいところですが・・・
エマニュエル・アデバヨール・・・6.5
中盤に恵まれないと、やはりゴールも減りますね。
アデバヨールの課題はやはりフィニッシュの精度ってことになりますが、
パスは以前よりも上達してきたと思います。
ニクラス・ベントナー・・・5.0
結局プレシーズン番長で、昨シーズンからほとんど成長していない。
ボルトン戦では以前よりもボールを持てるようになってきたかなと思ったもんですが、
プレースピードに頭と体がついていけないのは相変わらず。
プレースピードに追いついた時はいわゆる丁寧なプレーが活きてくるんですが。
カルロス・ヴェラ・・・5.5
リーグ戦自体はほとんど出ていないので評価が難しいんですが、
まだレギュラークラスには及ばないなといった印象。
後半戦、エドゥアルドが復帰したらますます出場機会が無くなりそうなので
ローン移籍とか考えてもいいかもしれませんね。
ストライカーとして場数を踏む必要があります。
エドゥアルド・ダ・シルバ・・・採点不可
復帰が楽しみです。
