理想的な流れ

ユナイテッド戦の時も思ったが、グティエレスは強くて巧い、良い選手だな。

アーセナルのスタメン

GK:アルムニア
DF:サニャ、トゥレ、ギャラス(C)、クリシー
MF:エブエ、セスク、デニウソン、ナスリ
FW:アデバヨール、ファン・ペルシー

前半開始からセスクを中心に色んなところから攻めるアーセナル。
特にアデバヨールが縦横無尽に動いてボールを引き出し、
サイドを使っての攻撃というのが目を引いた。

そんな中、ファン・ペルシーが良い形でボールを持ちながら
それを活かせないという場面が2度ほどあったが、
それでも流れは完全にアーセナルだった。

アデバヨールが右サイドで相手選手1人をドリブルで抜いてクロスを上げると、
そのボールがエンゾグビアの手に当たってPKゲット。
キッカーを務めたファン・ペルシーがきっちり右隅に決めてアーセナルが先制。

この先制点の後から、ファン・ペルシーの調子が一変した。
急にドリブル突破やシュート等の判断に思いきりの良さが出てきて、
彼らしさを取り戻してきた。
PKとはいえ、1点決めたことの心理的な効果が表れたのか。

2点目はエブエが中盤からドリブルで抜けだすと右サイドに開いたアデバヨールにパス、
アデバヨールはすぐさまゴール前のエブエにきっちり折り返すと、
エブエは相手マークを受けた形ではあったがヒールで後ろにボールを送り、
そこに走りこんできたファン・ペルシーがゴール上に叩きこんで2点目。

アーセナルとしては前半20分以内に先制点、前半終了までに追加点と、理想的。
セスク復帰により中盤の構成力が一気に高まったことで、
守備にも好循環が生まれている。
今日の新城はビドゥカ、マルティンス等が怪我の為、
オーウェン、アメオビの2トップではあるが
このタイプはギャラス、トゥレが得意とするところ。
今日のアーセナルの守備が決壊を起こすとは考えにくい。

あとはアデバヨールかセスクあたりがゴールを決めれば最高の形で締められる。
アデバヨールなんかは動きは良いんで特に心配はしてないんだけど。