影の生命線


タイトルはゲンさんの言葉を借りました。
言うまでもなく、両サイドバックのことになるんですが
今回はフラミニも付け加えないといけないですね。


アーセナルの攻撃は基本的に細かいショートパスで繋ぐサッカー。
そりゃ今はアデバヨールっていうオプションが出来たけど、それはあくまでもオプション。
ベースは今も昔も一緒です。
で、それはDFラインの選手にも同様のことが言えるということ。


今季アーセナルが飛躍的に良くなったのがどこかというと、ひとつは攻撃のビルドアップ。
両SBがある程度ボールを前に運べるし、両CHも動いてボール貰って捌いてってのが出来る。
今のレギュラー陣が当たり前に出来てることを、昨日の両SBとジウベルトがどの程度こなせたか、
昨日のユナイテッド戦を観た方ならそうした比較が容易だと思います。




仮に両サイドバックフラミニが離脱した場合を想定すると、
右にエブエ、左にギャラスで中央はセンデロス、トゥレ、CHはソングってのが現状最適な対処法か。
まさかソングをここで計算に入れることになるとは開幕当初は思ってもみなかったけど。




そう考えていくと、来季に向けた補強ポイントというのが自ずと見えてくる。
今季のプランとしては、右はサニャがレギュラーで控えがホイト、
いざとなればエブエを戻せばいいしディアラもいるって考えだったはず。
で、左に関してはクリシーがレギュラーで控えがトラオレだけど、
重要な試合になってくればギャラス、またはフラミニを回すという感じ。
ただ、プランとして考え直さないといけないのはフラミニがCHでレギュラーになってしまったから
安易にSBに回せないということ、ギャラスに関しては元々同じことが考えられたんですが。
それから、ディアラが半年でチームを去ったこと。これはCHの事情も含めかなり痛かった。