8月まとめ


アーセナル毎月恒例の月間MVPなんですが、この出来だと誰がもらうんでしょうかw
ジウベルトファン・ペルシウォルコットのうちの誰かだろうなーとは思いますが。





とりあえず3試合通して感じたことは、攻撃のテンポが遅い。
グダグダパス回しをするもんだから相手に引いて守るだけの余裕を与えている。
昨シーズンの良かったころのアーセナルは攻守の切り替えが早かったけど、
今シーズンは最終ラインの不安定さも手伝ってそのへんもまだまだ。
ホイトにプレッシャーかけておけば攻撃が間違いなく遅れますからね。
そして切り替えた後がさらに遅い。
その原因はセスクとフレブ。ボールを持ち過ぎてるのが悪い方に出てる。
そういう意味ではロシツキーは早めに捌くタイプの選手なんで、
基本的にはこっちの方が元来のアーセナルのサッカーに合うと思う。
ベルカンプやピレスもそういうタイプでしたからね。


FWに関して言えばアデバは明らかに落第点。アンリは調整不足。
ペルシは合格点ですけど、ボール持ってない時のポジショニングとか動き出しは
もうちょっとしっかり出来るようになってほしい。
これがペルシに対する不満点で、これが解消されれば年間15ゴール以上は狙える。


アデバはチーム全体のオフザボールの動きが足りないせいもあるけど、
決定力以外の面でも何の役にも立ってないのが現状。
決定力に関してもシュート精度、意識ともに低過ぎる。っていうか酷すぎる。
まあ唯一競り合えるFWなんでチームには必要。




悪い面ばかり挙げるのもあれなんで、良い面も。


好材料は何といってもウォルコット
積極性があり、トップスピードでボールをコントロール出来るドリブルには
現段階でも十分有用性を感じる。
しばらくは今みたいな起用法で良いと思う。


ロシツキーに関しては今後の起用法に注目ですね。
左サイドだけでなく、色んなポジションで計算出来る選手だと思う。




最後にまとめると、まだリーグ戦は始まって2試合を消化しただけ。
これだけであれこれ判断するのは早いと思う。
ただし、これだけで判断しなければいけないこともある。
例えばLSBにホイトを使い続けることがチームにとって最終的に
メリットの方が大きいのか。デメリットの方が大きいのか。