ノースロンドン対マンチェスター

本日のプレミアリーグは2試合。
まずは、マンチェスター・シティトッテナム・ホットスパー
そして、アーセナルマンチェスター・ユナイテッド

ノースロンドン勢VSマンチェスター勢という構図。


まず、マンチェスター・シティについて。
シティはANCの影響でトゥレ兄弟が戦線離脱。
怪我人の状況とかは把握してないけど、中盤にヤヤ・トゥレがいないのは大きい。

スパーズは、シティからローンで加入して以降、
リーグ戦で全試合に先発出場しているアデバヨールが出場不可。
代わりにデフォーの先発が予想される。

8月の試合ではスパーズのチーム状態がボロボロで、アウェーのシティが大勝を収めた。
しかし、その後パーカー、アデバを獲得したスパーズは19試合で14勝4分1敗
開幕3試合目以降では最も勝ち点を獲得したチームになっている。


アーセナルマンチェスター・ユナイテッドといえば、
オールドトラフォードでの8−2という悪夢が記憶に新しい。
あれから、アーセナルはようやく重い腰を上げてアルテタらを補強し、息を吹き返した。
一方、あの頃若手選手が躍動して世代交代が簡単かに思えたユナイテッドは
CLでグループステージ敗退という悲劇に見舞われた。
今年に入って、両チームの状況はまた目まぐるしく変化している。

アーセナルはアンリが短期間ローンにより復帰。
一方のユナイテッドは昨季引退したスコールズが現役復帰。
これにはファンは歓喜しただろうが、彼らの復帰という事実は、
彼らに頼らざるを得なかったチーム事情を反映している。

現状、アーセナルは本職のSB不在、アルテタ、ジェルヴィーニョの不在により、
チームとしての機能が著しく低下している。
一方のユナイテッドは徐々に調子を取り戻していっている。
両チームとも怪我人が多いのが共通点。
アーセナルはそれがSBに集中していて、
ユナイテッドはほとんどのポジションに満遍なく怪我人がいる印象。
だから、時々見かけるアーセナルは怪我人が多いからとか、怪我人がいなきゃとか、
そういった言いわけは聞き苦しいだけだと感じる。

現在、5位のアーセナルと首位のマンチェスター・シティの勝ち点差は15
正直なところ、今日ユナイテッドに勝って、シティがスパーズに負けたとしても、
リーグタイトルというのは現実的な目標ではないと思う。
この試合の結果云々でまた補強がどうとかいう話になってきそうだけど、
4位以内をキープする為の補強をしているうちは、リーグタイトルの獲得は厳しい。
今季はその4位争いの直接のライバルがチェルシーになりそうだし、
今までで最も厳しい戦いになるのは間違いない。