ナスリは一流の演出家

マンチェスター・シティ  1 − 0  アーセナル

アーセナル
GK:シュチェスニー
DF:ジュルー(→ミケル)、メルテザッカー(→シャマフ)、コシェルニー、ヴェルマーレン
MF:アルテタ、ソング、ラムジー
FW:ウォルコット(→アルシャヴィン)、ファン・ペルシー、ジェルヴィーニョ

マンチェスター・シティ
GK:ハート
DF:リチャーズ、K.トゥレ、コンパニ、サバレタ
MF:シルバ、Y.トゥレ(→デヨング)、バリー、ナスリ(→ジェコ)
FW:アグエロバロテッリ(→ミルナー


試合の感想はツイッターから引用。
一部修正しています。


アーセナルの敗因その1:ジュルーの怪我
あれでミケル投入、各DFのポジションをスライドさせざるを得ない事態に陥り、
アーセナルから見て右サイドのスペースが空いたところを上手く使われた。
本職SBの選手がいればああはならなかったと思う。
逆の見方をすれば、ジュルーは意外にやれてた?


アーセナルの敗因その2:失点後の修正の遅さ
失点後もサイドのスペース使われまくるし、攻撃に意識が行き過ぎて中盤の守備も緩い、
パスも雑になってミス連発。
シティがもう少しちゃんとしてたら、あの時間帯でゲームは決まってた。
選手交代で流れを変えたくても、有効なカードがなかった。

最近のパフォーマンスでアルシャヴィンシャマフに不満があるのは自分もだけど、
点を取るとなると得点力の低いロシツキーベナユンよりは
直接決められるアルシャヴィンシャマフになるのはある程度納得がいく。
ファン・ペルシーに点を取らせると割り切るなら、ロシツキーとかでもいいんだけど、
ますますファン・ペルシーにマークが集中するし、
今日の試合はただでさえきついマークを受けてる状況だったので、
まあどの選択肢も難しかったってことで。

ダウドのジャッジは相変わらず不安定だったけど、
両チームともに得もあれば損もあった。だから言い訳には使いたくない。
ダウドには即刻審判辞めてほしいけど。

直接的敗因ではないけど、元々の選手層の差がかなり大きく影響したと思うし、
スコアはともかく勝敗は妥当な結果。

直接的な敗因ではないと言えば、シルバとラムジーの差は痛感した。
ポジションは違うけど、求められる役割は近いものがある。
両者ともクリエイティブな選手だけど、シルバはそれでいて堅実、故にミスが少ない。
ラムジーは確実に繋ぎたい場面でもトリックプレーを試みて失敗というのが何度かあり、
ゲームの流れを悪くしてしまっていた。

アーセナルが無得点に終わったのはハートのせいでもあるし、
ラムジーに限らずアーセナルの各選手のミスの積み重ねの結果でもある。