最近の移籍市場


マンチェスター・ユナイテッド
すでにP.ジョーンズ、ヤング、デ・ヘアを獲得している。
一方、昨季限りでG.ネヴィル、スコールズファン・デル・サールの3人が引退し、
今夏オシェイ、ブラウンといった長年ユナイテッドを支えた選手がチームを去っています。
CBに関してはリオ、ヴィディッチスモーリングエヴァンスに
P.ジョーンズが加わったことでほぼ盤石の態勢になっている。
SBはエブラとダ・シウバ兄弟がいるけど、オシェイが抜けたのがどう響くか。
最大の肝は何と言ってもスコールズの後釜だと思うけど、
今のところ有力視されているのがスナイデルモドリッチ
あとはFW陣だけど、ルーニーチチャリートベルバトフオーウェンに加え、
マケダ、ディウフといったところが復帰しています。
でも何人かはローンで出ていくでしょうね。ディウフとか。




チェルシー
監督がヴィラス=ボアスに代わり、新体制になったけど正式な補強はまだ。
ベルギーから若手GKを獲りそう(もう決まった?)だけど、
これはあくまでバックアッパー兼将来への投資ってところか。
中盤はエッシェンの長期離脱がすでに決まっているということで、
代役にパーカー?なんて話も出てきました。
ポルトからロランド、モウチーニョファルカオといったところを引き抜くなんて噂はありますが、
ファルカオは契約延長したのでほぼ消滅。
ロランドも可能性は低そうなので、今のところ有力なのはモウチーニョか。
ただし、優先度はモドリッチの方が高いという印象を受けます。
昨季後半戦、ボルトンで活躍したスタリッジは放出?と言われていますが、
まずはヴィラス=ボアスがどういった戦い方をするのかに興味があります。
元々選手個々の質は高いチームなので、今更補強云々で動じることはないです。
アーセナルがほしい選手を引き抜いた、とかだと問題ですが。




マンチェスター・シティ
どうやら、テベスOUT、アグエロINになりそうな流れ。
プレミアリーグという舞台で見た場合、どちらかと言えばテベスの方が実績あるというのもあって
厄介な感じはするのですが、今後シルバやヤヤとの連携を考えると、アグエロは更に厄介になるかも。
それにしても、ジェコとは何だったのか。
SBはクリシーを獲得したが、コラロフとどちらがレギュラーになるのか。
右はサバレタ、リチャーズのままっぽいけど、両SBは守備面では穴。
CBは昨季ベストイレブンに選出されたコンパニを軸にレスコット、9月には復帰するトゥレ、
あとは若手のボヤタがいるけど、ボアテングバイエルンに放出したのもあって、
もう1枚は補強に動いても不思議ではない状況。




アーセナル
時代の波に抗って、相変わらずマイペース補強と主力流出の噂が絶えないアーセナル
今のところ、右SBにはジェンキンソンが入ったけど、サニャ、エブエといるので
現時点でのプラス効果は期待出来ない。
左SBはクリシーが抜け、トラオレがローンから復帰。
ベンゲルクリシーの穴埋め補強をするつもりは無いとコメントしたようですが、
コメントの真意はともかく、昨季DFに問題を抱えていたチームが
DF陣のスカッドを弱体化させて終了となればおかしな話です。
FWにはジェルヴィーニョを補強したけど、起用法は昨季のベントナー方式かな。
そのベントナーは、ドルトムントが興味を示しているとか示していないとかだけど、
まあどっかに決まるでしょう。
デニウソンは、古巣のサンパウロにレンタルという形で復帰になりそう。
セスク、ナスリは意地でもキープするというスタンスのようですが、どうなんでしょうね。
ナスリはまだ分からないけど、昨季100%のコミットメントを示せなかった選手が
次のシーズンに同じ問題を引きずったままそれ以上の力を発揮するなんて
まずありえないと思うんですが。
あとは若手枠としてジョエル・キャンベルの契約がまとまるかどうか。
現時点では即戦力として期待してないので、まとまればいいな程度です。
CHに関してはデニウソン抜けてもフリンポンで補填しそうな感じだし、ラムジーもいるしということで、
現状では補強の可能性は低いと見ていいのかな。
それこそ、セスクを売らない限りは補強はしないポジションなんですかね。
セスクを売ると、同タイプでそれ以上の選手は見つけられないだろうから、
パーカーとかビダルといった攻守にハードワークをこなせる選手を獲るか、
4−4−2に戻してファン・ペルシーの強力なパートナーを獲るかの2択になりそう。
ベンゲルのことだから、どちらにしろストライカーの補強は考えてそう。