昨日の続き

両チームの現時点でのコンディションに注目してみた。


まず、バルセロナだけど例年2月あたりに調子が下降気味になるらしい。
やっぱり、あれだけ前がかりにプレスをかけるサッカーだし、少数精鋭のスカッドだから、1年間最高のクオリティを持続させるのには無理があるんでしょう。ただ、選手層含めて実力なので、選手層が薄いのは理由にはなれど言い訳には出来ず、そこは他のチームからしたら数少ない付け入る隙なのかな。バルサフットボールにフィットするのは難しく、敷居の高さがそうさせてるのかもね。


一方のアーセナルだけど、毎年怪我人が続出するのが恒例となっていたが、今回のバルサ戦に関してはたまたまほとんどのメンバーが揃っていた。ナスリがギリギリ間に合ったってのも大きい。今季GKは怪我で度々入れ替わっていて、CBに関しては大黒柱になると思われたヴェルマーレンが9月の代表戦での怪我以降、実戦から遠ざかっている。他のポジションもディアビが序盤戦を怪我で棒に振ったとか、ファン・ペルシーも前半戦は全然出られなかったとか、色々あるんだけど、今年に入ってからは現在に至るまで戦力は充実している。特にファン・ペルシーが絶好調で、これは前半戦シャマクが頑張ってくれたおかげで、ファン・ペルシー怪我明け後もコンディションが整うまでじっくり調整出来た。


2ndLegは3週間後なので、両チームともチーム状態が一変していても何ら不思議ではない。1つだけ確実なのは、ピケが出場停止になっていること。


スコアに関しては、現状2−1でアーセナルがリードしているけど、バルサアウェーゴール1点がどの程度の重みになるのか。個人的な予想としては、アーセナルカンプノウで無得点に終わるとは思っていないので、その前提が通ればバルサに2点以上のリードを許さないことが勝ち抜けの条件になる。バルセロナが先制すれば、その時点でバルサがリードした状態になってしまうので、そこは何とか避けてほしい。アーセナルのやり方としては、1stLeg同様で良いと思う。コシェルニーがメッシを離さないこと。バルサもやり方は変えてこないでしょうし、やり方を変えてくればむしろありがたいぐらい。


メンタル的な部分では、アーセナルに若干アドバンテージがあると思いたい。アーセナルは勢いと自信がつく勝ち方をした。ただし、バルサ目線で見ると、ショックの残る敗戦だったのか、内容では勝っていたからカンプノウでの戦いに自信を持って臨める、なのか・・・。どちらかと言うとバルサは後者なのかなーと。




まあ、あーだこーだと書きましたが、2ndLegが楽しみで仕方がない。
今のうちにスタメン予想。


バルセロナ
GK:V.バルデス
DF:D.アウベス、プジョルアビダル、マクスウェル
MF:チャビ、ブスケツイニエスタ
FW:ペドロ、メッシ、ビジャ


それにしても、メッシをトップに置くシステムって厄介ですね。彼は自由に中盤まで降りてきたりして、常識の範疇では捕まえられそうにない。後半、コシェルニーが多少ポジション無視してでもメッシをカバーしたのが結構効いてたので、いかなる状況でも自由にさせないのが大事なんですかね。
それから、いつの間にかアビダルが上手くなっててビックリしたw



アーセナル
GK:スチェスニー
DF:サニャ、ジュルー、コシェルニー、クリシー
MF:セスク、ソング、ウィルシャー
FW:ウォルコットファン・ペルシー、ナスリ


怪我人が出なければwこのメンバーでいくはず。
攻撃のカードでアルシャヴィンベントナーがいることが大きい。