シティ対スパーズ

マンチェスターシティ  0 − 1  トッテナムホットスパー


マンチェスターシティ
GK:フロップ
DF:サバレタ、トゥレ、コンパニ、ブリッジ
MF:A.ジョンソン(→SWP)、デヨング、バリー(→ヴィエラ)、ベラミー(→サンタクルス
FW:テベスアデバヨール


トッテナムホットスパー
GK:ゴメス
DF:カブール、ドーソン、キング、アッスーエコト
MF:レノン(→ベントリー)、ハドルストーンモドリッチ(→パラシオス)、ベイル
FW:デフォー(→パブリュチェンコ)、クラウチ


シティの予想スタメンは当たったが、スパーズは大外れw


アウェーのスパーズが勝利し、最終節を待たずして4位以上が確定。


・前半


試合序盤はシティペースというか、テベスの個人技にスパーズの守備が数人がかりでも手を焼いている状況だった。10分過ぎあたりから、セットプレーのチャンスを皮切りにスパーズが盛り返したという印象。最後の方はまたシティペースだったかな。しかし、ゴメスが相変わらず好セーブを連発していたw


両サイドの攻防が鍵を握ることになると予想してたけど、スパーズはクラウチ先発ということでクラウチ狙いのロングフィードが多かったという印象。それも武器といえば武器なんだけど、サイド攻撃やモドリッチハドルストーンの展開力がその分だけ活かされない展開。今回はアウェーだし、バリー、デヨングの中盤は寄せが抜群に早いので地上戦オンリーじゃきついって想定からそうしたのかな。


シティのサイドはどうかと言うと、アダム・ジョンソンのドリブルでの仕掛けが目立っていた。前半でカブールにカードが出たんで、ベラミーのサイドからもっと仕掛けるのかなと思ってたけど、そうでもなかった。後半はマンチーニがどう指示を出してくるか。


それにしても、スパーズのセットプレー高いw


・試合終了


バリーの負傷交代がターニングポイント。シティにバリーの代わりが務まる選手はいなかった。バリー交代後はヴィエラロートルぶりが目立って、シティの中盤ばかりか両サイドの守備にまで影響が及んだ。前半からサイドの守備は手を焼いていたが、バリーのフォローがあったおかげで大事に至らずに済んでいた。が、ヴィエラは中盤もサイドもフォロー出来ず、ゲームの主導権がスパーズに移っていった。代理GKのフロップは頑張ってたけど、最終的には両サイドの守備をズタズタにされて失点し、そのまま終了。


感想としては、数年がかりで本物のチームになったスパーズの方がCLには相応しかったということかな。シティは今日の試合とか見れば分かるように、まだチームとしては全然未完成。チームのポテンシャルで言えばシティの方が上だとは思うけど、まだ早いってところか。




思えば、この直接対決の前の大事な連戦の結果が大きく影響している。スパーズは上位3チームとの直接対決で、最後のアウェーでのユナイテッド戦には完敗したものの、その前のアーセナルチェルシーには連勝している。一方のシティは、ホームでのマンチェスターダービーに敗れ、アーセナル戦では消極的なゲームをしてしまいスコアレスドロー。この2戦とも、勝ち点落とした最大の要因はマンチーニの采配ってところが何とも。


それから、スパーズというかレドリー・キングを見ていて思ったことだけど、ここ数年あれだけ怪我とか繰り返しててよくあれだけのクオリティをキープ出来るなと。現状のプレー内容は普通にテリーとかキャラガーより上だと思うんですが。