アーセナル通信簿
・GK
アルムニア:5.0
ミスの多い不安定なゴールキーパー。
チームを救う仕事もいくつかこなしたが、正GKならそれは最低限の仕事とも言える。
ファビアンスキ:4.0
出場した試合のほとんどで決定的なミスを犯す。
メンタル面が弱いのはGKとして致命的では。
マンノーネ:5.5
アウェーのフラム戦では彼がいなかったら勝ち点3は取れなかった。
だが、他の試合ではコンスタントにミスを犯していて、一部のアーセナルファンが言うほど良いGKではない。
・DF
サニャ:6.0
相変わらず運動量は多いが、クロスの質も相変わらず良くない。
何よりも、他の強豪クラブのSBに比べると攻撃参加における動きの質が良くない。
ヴェルマーレン:8.0
今季加入でプレミアベストイレブンに選ばれるほどの素晴らしい活躍。
アーセナルでは数少ない冷静さと闘志を併せ持ち、確かな技術もあった。
センデロス:-
今冬にローンでエバートンに移籍。1シーズンほとんどトップチームで出場機会無し。
ギャラス:7.0
ヴェルマーレンとのコンビは非常に安定していた。
終盤戦での怪我が悔やまれる。
シルヴェストル:4.0
CLの決勝トーナメントに出てくるレベルのDFではなかった。
その能力は1年前に示しているので、それでもまた使うベンゲルに責任がある。
ジュルー:-
怪我で1シーズン棒に振った。
クリシー:5.5
調子の波が激しい。DFとして致命的なミスを何度か犯した。
ギブス:5.0
左SBの2番手だったが、怪我で今季のチャンスを不意に。
トラオレ:5.5
DFとしては守備が不安定。
キャンベル:6.0
年齢的にコンディション管理の難しさはあるが、ベテランとしてチームに情熱を与えられる存在。
・MF
ディアビ:7.0
彼にとっては飛躍のシーズンになった。
今後の課題はコンディションの持続か。
セスク:8.0
間違いなくチーム内のMVP
今季はアシストだけでなく、得点感覚も研ぎ澄まされ、多くのゴールも決めた。
ロシツキー:5.5
1年越しに復帰し、そこそこのパフォーマンス。
可もなく不可もなくだが、これ以上求めるのは酷かも。
ナスリ:6.0
才能の片鱗は随所に見られるが、それに見合った存在感は示していない。
まだそれだけの実力が無いということか。
デニウソン:5.5
チームでは数少ない、中盤からミドルシュートでゴールを狙いに行ける選手。
ただ、中盤のバランサーと言うには守備面のメンタリティとフィジカルが足りない。
ラムジー:5.5
まだまだ調子にムラはあるものの、成長過程にあることが窺えた。
伸び盛りな時期だっただけに、あの大怪我は残念。
ソング:7.0
中盤の底の選手として不動の地位を築いた。
シュートの意識が薄いのは彼の課題だが、カードを貰い易いのは彼だけ責任ではない。
ウィルシャー:-
アーセナルではほとんど出場機会が無く、ボルトンにローン。
ボルトンでは監督の信頼を勝ち取り、コンスタントに出場機会を得ている。
エブエ:6.5
パス主体のチームにあって、ドリブルからチャンスメイク出来る貴重な存在だった。
SBのバックアッパーとしても使えるユーティリティ性を発揮。
メリダ:-
たまに出場機会があった。
・FW
エドゥアルド:4.5
今季アーセナルが採用した4−3−3のフォーメーションは、結果的に彼の居場所を奪った。
サイドの選手としては凡庸だし、CFの1トップを張るには技術もフィジカルも足りない。
ファン・ペルシー:6.5
前半戦では徐々に1トップにフィットし活躍。
怪我での長期離脱はチームのクオリティ低下に直結した。
ヴェラ:5.0
彼の年齢を考えれば別に何も求めてはいないが、その通りのシーズンだった。
ウォルコット:5.5
調子にムラがありすぎて、ほとんどの試合でチームの足を引っ張っていた。
来季はもっとサッカー脳を養う必要がある。
アルシャヴィン:7.0
1シーズン通して見ると、コンディションが安定せず期待ほどのパフォーマンスは継続出来ず。
中盤戦以降、明らかに適応出来ない1トップをやらされ続けた点には同情。
ベントナー:6.5
ストライカーとしての能力は微妙だが、シーズン終盤にチームを救うゴールを何度か決めた。
ポストプレーの技術の低さは相変わらずで、序盤にサイドやらされたのもその為。
・監督
ベンゲル:5.0
フォーメーションの変更で雑魚狩りの効率は上がったが、同格以上の強豪相手には通用しないフットボールであった上に、他の対抗策を全く準備していなかった。冬にストライカーを獲らなかったのは来夏のシャマク獲得を見越してのことだと思われるが、結果的に今のチームに足りない部分を容認した。