握手拒否


チェルシー  2 − 4  マンチェスターシティ


チェルシー
GK:イラーリオ
DF:イバノビッチカルバーリョ、テリー、マルダ
MF:バラックランパード、ミケル、J・コール
FW:ドログバアネルカ


マンチェスターシティ
GK:ギブン
DF:リチャーズ、コンパニ、レスコット、ブリッジ
MF:A・ジョンソン、サバレタ、デヨング、バリー、ベラミー
FW:テベス




チェルシーはチェフが怪我で離脱した為、イラーリオがGK
左SBもA・コール、ジルコフ不在により、CLに続いてマルダをSB起用。
一方のシティはヴィエラが出場停止3試合目で、更にFA杯一発退場したアデバヨールが4試合出場停止になったので不在。だが、一時帰国していたテベスが復帰し、テベスの1トップを組めるようになった。結果的に、チェルシーはチェフ不在が大きく響いたし、逆にシティはヴィエラとかアデバヨールがいなかったことが功を奏した感があった。




前半は非常につまらない展開で、そんなつまらない流れの中からランパードが上手く抜け出してシュートを決めチェルシー先制。この時点ではその後の試合展開があんな風になる雰囲気は全く感じなかった。


だが、前半終了目前というところでシティのクリアボールをミケルがバックヘッドで処理したところ、裏にテベスが残っていてCB2人と1対2の勝負に。この勝負を制したテベスのコロコロシュートが決まってシティが同点に追いつく。まさかあんなシュートが決まるとはw




そして後半、カルバーリョイバノビッチのオーバーラップからチャンスを作ったチェルシーだったが、その後のカウンターで2対2の状態になり、ミケルを振り切ったベラミーがそのまま左足で逆転ゴールを決めた。あれもたしかにチェフなら止めてたかもしれない。


これでスタンフォードブリッジが変な雰囲気になり、チェルシーはミケル下げてベレッチを投入したが、結果としてはこれが裏目に。ベレッチが処理したボールをバリーにかっさらわれ、そのままPAに侵入したバリーをベレッチが後ろから倒して一発退場でPK。これはテベスがきっちり決めた。


更にその後、バラックテベスに後ろから危険なタックルを仕掛けて退場。9人になったチェルシーはカウンターからSWP→ベラミーで4失点目を喫し万事休す。PKをランパードが決めて2点差に詰めたが、今季ホームで初黒星を喫した。




チェルシーアネルカが何度もリチャーズの右サイドを崩していたが、最後のドログバがあまりよくなかった。
一方のシティはテベスの同点ゴールまでは微塵も可能性を感じさせない内容だったが、後半はカウンターからチェルシーの守備陣を切り崩した。中盤にサバレタを起用したことで中盤の運動量が全体的に豊富だった。今季のアイルランドは不安定だし、ヴィエラも不安定なので中途半端なの加えて中盤3枚にするよりは、シンプルに動き回れる選手を入れた方が良いのかも。前線に関しては前半はアデバヨール不在が響いていたけど、カウンターが効果的に効き始めた後半の試合展開から考えるとアデバヨールがいない方が強い。テベスがいるからこそなんですが。