プレミアリーグ前半戦まとめ


混戦、これが前半戦を終えての率直な印象。
今季はこれまで自分がプレミアリーグを観てきた中で、
最も上位と下位の差が狭まっていると思います。
実際、今ブログ書いてる時点では7位のウィガンが28ポイント、
18位のストーク・シティが20ポイントなわけだから、
12ものクラブが勝ち点20台の中に犇めき合っている。
前半躍進したハルにしたって、調子を落とせば一転降格圏内に落ちかねないですからね。
あとは、昨シーズンまでビッグ4と呼ばれていた4チームが
今季はそれほど突き抜けた強さを感じさせないってのもあります。
強いて言えばリバプールが今のところ首位も納得の出来ではありますが。


次に何チームか印象に残ってるチームを挙げてみます。


リバプール
ここは全体的に戦力バランスも良いし、何よりも勝負強さがある。
中盤の構成力云々はアロンソがいるかいないかで相当変わるでしょうが、
基本的にはどこと当たっても強いチームだろうなーと思いますね。
弱点はあえて挙げるなら左SBぐらい?


チェルシー
前にチェルシーの印象は書いたけど、中堅以下のクラブに対しては多分ここが一番強い。
戦力バランスはリバプールと並んで最も上の部類に入る。
弱点は前線に仕掛けられる選手が少ないことかな。
数シーズン前はロッベン等いたんですが、今季はロビーニョ取り損ねたのが若干響いている。


・ヴィラ
ここはいい加減憎たらしくなるほど堅実かつ順調に力をつけてきている。
アーセナルとの直接対決ではホーム、アウェー両方とも中盤戦に勝利しているけど、
そりゃ中盤のメンバー見比べたらヴィラの方が良いもんな。
今季終了後にヤング、アグボンラホール、バリーのうちの誰かは
ビッグクラブに引き抜かれそうな気がしますが。


フルハム
ここは地味に力をつけていますね。
特に守備面で中盤でのプレスの掛け方とかがチームで意思統一されてる感じがしました。
失点数という結果にも表れているし、今アーセナルが出来ていないことをやれている。
あとは攻撃なんですが、1人ぐらい強烈なアタッカーがいたら厄介ですね。


ストーク・シティ
デラップのロングスロー、ガチムチの長身プレイヤー数名、ラフプレーと
アーセナルにとって腹の立つ要素がてんこ盛り。




それから、前半戦時点での優秀選手を適当に。


GK:
ここはいつも選考に迷うんだけど、とりあえず今季は
ファン・デル・サールが衰えてきたかなーと感じる場面が何度もある。
ギブンは相変わらずすげーですがw
今季の出来なら優秀GKにはレイナ、ツェフ、シュウォーザーの3名を挙げておきます。
カークランド、ギブンとかが続く感じ。


CB:
失点の少ないチームから選ぼうと思うけど、
色んなパートナーと組んでもそれなりに安定したプレーを続けているキャラガー、
今季からヴィラのキャプテンとしてチームをまとめているラウルセン、
フルハムからはハンゲランドあたりを候補に挙げておこうと思います。
チェルシー、ユナイテッドのCBは軒並み安定していますね。


SB:
ベストイレブンならチェルシーからボジングワアシュリー・コールで決まりかな。
あとは右ならアルベロア、ヴィラから両サイドこなせるルーク・ヤングも。
あと、自分はあんま知らなかったんですが
ポンペイのベルハジも評価上げてるみたいですね。
若手ではユナイテッドのラファエル、リバポのインスアが印象に残っています。


CH:
ベストイレブンなら攻撃的MFとしてシャビ・アロンソ
守備的MFとしてミケルを選びます。
あとは着実に結果を残すジェラード、ランパードあたりかなあ。
中堅どころから選ぶならフルハムのブラードとか、
ヴィラのバリー、シドウェル、シティのアイルランドも良い。
アルテタもこっちに入れていいんだろうか。


SH:
最初から注目を集め、それでいて結果を残しているロビーニョは必ず入れます。
あとはまだ100%の状態とは言えないけど、それでも結果を出してるロナウド
ヴィラからアシュリー・ヤングあたりですね。
ノースロンドンのクラブ相手に活躍したジェオバンニも入れていいかな。


FW:
雑魚専だろうが何だろうが結果を残しているアネルカはファーストチョイス。
あとはプレミア1年目でブレイク中のザキ。
アグボンラホールは今季1トップで上手いことやってますね。