ギャラスの自作自演


ディナモ・キエフ  1 − 1  アーセナル


結果は許容範囲なんだが、そこに至るまでの過程が気に食わん。


試合内容としては1-0で勝つべき内容だったと思うけど、
アーセナルが何度かあった決定機を外し、逆にギャラスの軽率なミスからピンチを招き、
ゴール前の競り合いで相手が倒れてPKを取られてしまう。


ソング→ベントナーで反撃に出たアーセナルだったが、
これでアンカーがいなくなったのと両サイドが上がり過ぎたせいで
そこから数分はむしろ攻守両面で悪くなりディナモ・キエフに何度もチャンスを与えた。


それでも、サニャ→エブエで、エブエが効果的なボール運びが出来たことで
アーセナルに流れがきたのかなと思いますね。
エブエの中へのドリブルからアデバヨールへの楔となるボール、
そこからサイドに開いたウォルコットへと展開し、
ウォルコットのグラウンダーのクロスを最終的にギャラスが押し込んで同点。
これでギャラスはCL予備予選から数えて3ゴール目。
でも今日はギャラスのミスのせいでゲームプランが大幅に狂ってしまったので
結果的に帳尻合わせでも内容としてはボツ。




試合全体通してみれば、セスクの出来があんま良くなかったのと、
デニウソンと役割が被ってしまったことが課題として残った。
守備に関してはソングのアンカーがある程度狙い通りに機能したのは良かったけど、
攻撃に関してはアデバ、ペルシ、ウォルコットへのフォローが足りなかったせいで
攻撃の一手目が詰まった時の二手がイマイチ機能しなかった。
その影響で両サイドバックの攻撃参加も少なめ。
何か普段に比べて薄っぺらい攻撃になってしまった。


ソングについては潰し屋の仕事をこなしてたけど、
何度か軽率なパスミスが見られた。
たまに良いパスも出すけどミスも多いってのは何かジウベルトに似てるなw
ただ、中盤厚くすれば守備も堅くなるのは当たり前なので、
個人の評価をするのであれば4-4-2でどうなるかってところですね。




あと、川勝は氏ね(何)