名前が難しい


GK:アルムニア
DF:サニャ、G・ホイト、J・ホイト、クリシー(C)
MF:ウォルコットデニウソンラムジーウィルシャー
FW:ベントナー、ベラ




ホイト兄弟のCBコンビが危なっかし過ぎる。
こんなのプレシーズンマッチでしか実現出来っこない夢のペアではあるが。


試合開始直後はデニウソンのバーを叩くシュートがあったが、
その後は繋いでもなかなか崩すところまではいかず、
アーセナルらしくボールは回るがシュート数は伸びないという傾向が強くなっていった。


そして、相手にお株を奪うようなパスワークを見せられ、
終いにはホイト兄が浮き球のパスに対して完全にボールウォッチャーになり、
裏に抜け出した相手選手がアルムニアをあざ笑うかのようなループを決めて先制。
ホイト弟がギリギリクリアしたかにも見えたが、判定はゴールだった。


その後も相手に攻め込まれる場面が目立つ。
中盤ではラムジーデニウソンにミスが増え始め、
後ろでボールを奪ってもホイト兄がセーフティにいかず結果相手ボールになったりと、
自滅傾向までも見え始めた40分過ぎ、誰からのパスか分からなかったけど
ベントナーが上手くトラップで処理してからすかさず
右サイドから走りこんできたウォルコットにスルーパス
それをウォルコットがダイレクトでファーサイドに決めて同点。
ベントナーの巧さとウォルコットの今季出してほしい持ち味が良く出たゴールだった。




個々の印象としては、クリシー、サニャはやはりレギュラーなだけはある。
今日のウォルコットはスタートから出ているからか、
トップチームで途中出場している時に比べると明らかに繋ぎを意識している。
ベラは前線でよく動き回り、守備もサボらない。
チャンスの時、何気に良いポジションを取っていたりはするが、何かもうひと押し足りないw
ウィルシャーは左サイドでも中盤の組み立てに積極的に絡んでいける。
が、右サイドでやった方がチャンスメイクはし易そう。
左サイドだとキープしてバックパスか、クリシーの上がりを待つかなので。
ラムジーはミスも目立つが、目の付けどころとかは悪くない。
積極的に絡んで行こうとするのもプラス。
逆にデニウソンはそのへんで消極的に感じてしまう。
彼は今のところ最初の年が一番出来が良い。


全体としてはやはりシュートが足りない。