理想と現実
昨シーズン終了時点でのベンゲルのコメントからすれば、
今夏は本来であれば攻撃よりも守備に重点を置いた補強になるはずだった。
(ベンゲルのコメントなんて時間が経てばコロコロ変わるので鵜呑みには出来ないけど)
で、現状だけど
OUT:
マテュー・フラミニ
イェンス・レーマン
アレクサンドル・フレブ
ジウベルト・シウバ
新加入3選手はいずれも中盤から前の選手。
ラムジーはCHですが、攻撃面での期待度が高い選手。
一方で、退団した選手のうちフレブ以外は全て守備的なタスクを担ってきた選手達。
つまり、今のところ攻撃面はより強化され、
守備面においては逆にますます戦力ダウンしたということになる。
攻撃面に関してはフレブ放出が結果としてプラスに傾くかマイナスに傾くかってところだけど、
これはセスクと一緒にボール運び出来る選手が出てくるかどうかで変わってくる。
ロシツキーがいればさほど問題にはならないので、あとはナスリ、ファン・ペルシー次第。
ここからは守備に関して話を進めていくけど、
現在噂に挙がっているのはギャレス・バリーにシャビ・アロンソ。
バリーならバランス的には攻守両面で期待して良いと思うけど、
アロンソに関してはより攻撃面重視を志向した補強になってしまう。
それはそれで悪くないと思うけど(というか、単純に興味はあるw)。
アンカーに関しては補強しなかった場合はデニウソンが本命になるのか。
彼もシンプルに繋ぐことに関して言えばフラミニよりも能力が高いし、
慣れればパス&ムーブも自然とこなせるようになるかなとは思う。
ただし、↑のいずれの選手をアンカーに持ってきても
昨季より守備力がダウンする可能性は高い。
いきなりセンデロスが覚醒とかしない限りは。
だから、やっぱりCBの補強は必要だと思うんだけどな・・・