シーズン総括その2


アーセナルの各選手の個人評価。




アルムニア:6.0
レーマンから正GKの座を奪取し(というよりはレーマンのミスでチャンスが転がり込んできた)、
比較的安定したパフォーマンスでその座を守り抜いた。
ただ、個人的な評価は前にも言ったけど可もなく不可も無く。
ただ、それはどうなの?っていうようなプレーもあったりして
信頼出来るとは言いきれず、だからと言って全く信頼してないわけでもない。
一言で表すと、微妙なんですが・・・


レーマン:5.5
開幕戦で開始早々ゴール前でのボールコントロールミスから失点、
2戦目ではファンブルで同点ゴールを許し、その試合はドロー。
この2試合での評価は最悪だったが、その後は出場機会に恵まれないながらも
アルムニアの怪我などで試合に出た時は安定したパフォーマンスを見せた。
個人的にアーセナルゴールキーパーと言えばレーマン。そういうイメージを植え付けられた。


ファビアンスキ:5.0
まだまだ若いGKだし、今季はそれほど多くは求められなかったが
守備範囲の狭さ、状況判断は来季修正が必須。




ギャラス:6.0
前半戦はリーダーシップが良い方向に働き、2月以降は失速の要因にもなった。
単純にCBとして見れば不安定では無いが、安定感のあるCBとは言えず、
競り合いの弱さもあまりにチームとしての隙に直結した。
これはパートナーがトゥレであることが問題を大きくしているし、
それは逆の立場からも同じことが言える。


トゥレ:5.5
ACN以降の出来が酷かったのでかなり評価を下げたが、平均すればこんな感じか。
サニャ離脱以降は全くCBとしての出場機会が無かったが、
来季はトゥレがどの位置づけにいるかで起用法が変わってくるだろう。


センデロス:5.0
トゥレの離脱期間中のパフォーマンスならレギュラーに食い込んでもおかしくなかったが、
シーズン通してみれば要所要所でメンタル面の弱さが目立った。
放出の噂もあるが、勿体ないと感じる一方、決めるなら今とも思う。


ジュルー:−
まず評価するほど試合にも出ていない。
ただ、CBとしての優先順位や評価は今のところソングよりも低い。




サニャ:7.0
シーズン通してみればアーセナルのDFラインの中で最も安定し、堅実なパフォーマンスを見せた。
プレミア1年目ながらリーグベストイレブンに選ばれたのも納得の出来。
来季はサニャの攻撃参加をもっと生かせる形に出来たらいいな。



クリシー:7.0
ゴールに近い位置でのポカが何度かあった分は評価を下げたけど、
それを差し引いてもエブラやレスコットを抑えて
リーグベストイレブンに選出されるだけのものは見せた。
昨季後半から守備面の上達は目立ったが、今季は攻撃参加の面でもかなりの成長が見られた。
課題のクロス精度も、シーズン終盤にはある程度改善してきたと思う。


ホイト:4.0
欠点が多くあっても、何か光るものがあれば評価のしようがある。
ただ、何事にも例外はあってホイトの場合は何を評価していいか困る。


トラオレ:4.5
シーズン終盤にはMFにコンバートされたが、SBとして見れば攻撃面はまずまずの出来。
ただ、守備に関しては相手との距離感やポジショニングなど、
まだまだプレミアでやっていくには厳しいレベルだと感じた。