前半戦まとめ(プレミアリーグ編その2)


昨日書ききれなかった分。
といっても、個人選手名を挙げるのはもう終わりですが。
あ、昨日入れ忘れてたヴィラの快速コンビ追記しています。




前半戦の総まとめってことで色々。
まずは年内最終順位。


アーセナル(47)
マンチェスター・ユナイテッド(45)
チェルシー(41)
リバプール(37)
マンチェスター・シティ(36)
エバートン(33)
アストン・ヴィラ(33)
ポーツマス(31)
ブラックバーン(30)
10ウェストハム(29)
11ニューカッスル(26)
12トッテナム(24)
13レディング(22)
14ミドルズブラ(20)
15バーミンガム(19)
16ボルトン(17)
17サンダーランド(17)
18ウィガン(16)
19フルハム(15)
20ダービー(7)


リバポと西公だけ19試合消化。他は20試合消化。




今シーズン目立ったのはまずシティの躍進ですね。
タクシンがクラブを買い取って豊富な資金力を活かした補強をし、監督にはエリクソン
エリクソンが上手かったと思うのは単純に補強した選手ばかりでメンバーを固めなかったこと、
それからベテランと若手を上手く併用出来たことですね。
そして、まずは守備をベースにしたチームを構築し、成功していることが挙げられます。
ただ、ここの課題はやはり攻撃力ですかね。
アネルカ放出以降、FWが全体的に小粒でスコアが伸び悩んでるのは相変わらずの課題。
攻撃陣ではエラーノペトロフが当たりでしたが、もう一人出てきてほしいところ。




あとはエバートン、ヴィラ、ポンペイ、黒板あたりがチームとして落ち着いてきたかなと。
ポンペイだけはネタチーム臭がするんですがw
黒板なんかはここ数年地道かつ堅実に補強しながらチームを作り上げてるし、
ラフプレーを除けばかなり良いチームになっている印象。
エバートンもヤクブがフィットしてきたので、後半はもっと安定した戦いが望めるかも。
逆にポンペイはANCで主力選手がごっそり抜けるのでそこでいかに取りこぼしを減らせるか。
守備力は落ちないので、攻撃陣次第。




それから、開幕前は4強の牙城を崩せるなんて前評判があったけど
結局は予想通りコケにコケたスパーズだったけど、最近ようやく持ち直してきました。
ここにきて最終ラインにキングが復帰したのも明るい材料。
実はクラブ総得点では41でトップなんですが、失点が36もあるだけに、
後半は守備の建て直しが当然チームの浮沈を左右することになるでしょう。




降格圏争いに関しては、ダービーが上がってくる可能性が限りなくゼロに近くて、
あとはレディング以下の順位の全クラブがまだまだ安心出来ない状態、といったところか。




最後に上位4チーム。


リバポはベニテスのターンオーバー等の采配に批判が高まってきてるけど、
それがこのチームのカップ戦の強さにも繋がってるところはあるんでしょうね。
インテルに勝つかどうかでベニテスの評価も大きく変動するだけに、
2月3月が大きなターニングポイントになりそう。
ベニテス就任以降はどちらかというと攻撃陣の入れ替えの方が激しいんだけど、
そのわりに現在の課題も攻撃面にあったりと、どの部分で苦労しているか伺えます。


チェルシーモウリーニョショックから立ち直ってはいるものの、
単純にチームとして強くなったか弱くなったかと言えば・・・
怪我人が続出してる関係上、現段階での評価は難しいんですが。
今のチームはモウリーニョの遺産でやってるようなものだけど、
モウリーニョが築き上げたものをどれだけクラブに根付かせることが出来るか。
最近はプレミアの中だと資金力だけでは大きなアドバンテージが取れなくなってきたので、
そういったところで差をつけておく必要はありますね。


ユナイテッドはあそこまで補強が大当たりするとは思いませんでした。
ナニはまだそうでもないですが、むしろそれが普通w
テベスはプレミアの経験もあったし、ある程度フィットするとは思ってたけど、
やっぱ意外だったのはアンデルソンですね。
正直、今のユナイテッドは昨シーズンより強い。
だけど、ブラウンが冬にでも移籍してしまった場合は意外に響くかもしれません。
ネヴィルが復帰したとして、どの程度トップフォームに戻ってるか不安があるし
オシェイを回すと今度はベンチワークの面に影響が出るし。
ピケやシンプソンを回す機会も増えるでしょうけど、
チームバランスというのは意外にどうでもよさそうなところからでも崩れるぐらいデリケート。


アーセナルはトゥレ不在の期間をどう乗り切れるかが焦点。
正直、ペルシ復帰が遅れているこの時期にアデバヨールまで抜けてたら
まず首位の座はキープ出来なかったでしょうね。
対戦相手がいい加減セスクの中距離砲等を警戒してきた関係上、
FW陣全員の奮起が欠かせないものになってきています。




最後にプレミアリーグの個人得点ランキングも。


クリスチアーノ・ロナウドマンチェスター・U)・・・16試合13得点
アデバヨールアーセナル)・・・18試合11得点
アネルカボルトン)・・・17試合10得点
ロビー・キーントッテナム)・・・18試合10得点
サンタクルスブラックバーン)・・・19試合10得点
フェルナンド・トーレスリバプール)・・・17試合9得点
6ヤクブ(エバートン)・・・18試合9得点
6ベンジャニ(ポーツマス)・・・19試合9得点