ベンゲルはレーマンを擁護


まあ監督が自分のチームの選手を擁護しない方がおかしいわけで。
ただ、言葉通りの選手起用になるのかどうかは別問題。




この話題はこのへんにして、試合の分析をもうちょっと。




スタメンは予想通りだったんだけど、攻撃の組み立て方がメンバーの特性と合ってなかった。
中盤が左からフレブ、フラミニ、セスク、ウォルコット
前線にはエドゥアルドとファン・ペルシ
等身大を想像してみると分かり易いと思うけど、この中で空中戦勝てるのは一人もいません。
エドゥアルドはゴール前でのポジショニングがいいからヘディングでも決められるけど、
中盤での競り合いとかはそれと同じってわけじゃないし。


これを前提にした話だけど、レーマンのフィードから競り合った後
アーセナルボールになったのは割合的にどの程度だったのでしょう。
開幕戦、CL予備選に関しては4−2−3−1で中盤が1枚多かったから
その分セカンドボールは拾いやすくなってたと思うけど。


それから、プレミア以外なら退場者続出間違いなしのラフプレーを連発させた黒板。
相手がファールすれば当然こっちボールだけど、
そのたびに一度流れを切られるわけで、そうなると都合が悪いのは当然アーセナル


一日経って冷静に考えてみたら、何か色々と踏んだり蹴ったりな内容だった気が。




選手交代もまずかったですね。
前半のギャラスの怪我で1枚カードを切ったのは不運だったけど、
2枚目がエドゥアルド⇔デニウソンってのはなあ・・・
交代選手自体が間違ってるというより、デニウソンが入った後の形がまずい。
デニウソンを入れて4−1−4−1にするなら分かるのですが、
ウォルコットを2トップに入れてセスクを右サイドに移しましたからね。
中盤の形を崩したのが何より良くなかった。


↑には書かなかったけど、ベントナーの高さはやっぱ有効ですね。
ベントナーの打点の高いヘッドからペルシが裏に抜け出したことで
結果相手DFを退場に追い込んだわけですし、
中盤から前で使えた選手の中では唯一の大型選手だったんだから
1−0の間に投入しても良かったかも。


まあいずれにせよ、中盤が機能しないとサイドも活きない。
昨日のような試合を見るとセスク、ジウベルトのコンビが
ベストなのかなーとつくづく感じさせられます。
フラミニフラミニでそれなりの評価は出来るんですけど、
チーム全体の歯車が上手く回るかってのは相手も含めて見ていかないといけませんし。




次のシティ戦ではアデバイヨルが復帰します。
ロシツキー、エブエは間に合うでしょうか。
ギャラスは2〜3週間の離脱。
ジウベルトは次の試合まで休むのか、次で復帰するのか。
GKはレーマンか、アルムニアか。


まあ色々ありますけど、ユナイテッドが負けて、
リバポ対チェルシーがドローに終わったことでどこも勝ち点3取れませんでしたからね。
今のところそれがせめてもの慰めかな。