フラミニ余波?


フラミニの話があまりに唐突だったんで、
アーセナルファンのほとんどがこの話題には反応してますね。


それで、出ていってほしくないって言う人が多いものと思ってたけど
意外に冷静に見てる人が多いようで。
まあこーゆーことはなるべく本人の意思を尊重したいし、
心情的な要素を度外視すればフラミニは必要不可欠な選手では無い、
これが現状でのフラミニの評価なんでしょう。




これは以前にも言ったけど、フラミニといえば
ユーティリティ性の高い選手という印象が強いけど、
ここ最近は他の選手もザラに複数のポジションをカバーしてしまう。
運動量に関しても、アーセナルの選手は平均的にレベルが高いので
フラミニアーセナルの中で特化している部分が無いんですよね。




開幕から数ヶ月の間にデニウソンの台頭、ディアビの復帰、
あとはレンタル先でのソングの活躍もあって、
フラミニにとっては前との差が一向に縮まらないのに
後ろからは新たな選手が追い付け追い越せとばかりに迫ってきた。
あるいは、すでに追い抜いてしまった後か。
プレミアでスタメン以外にベンチ入り出来るのは5人。
アンリ、ペルシ、ジウベルトがいなかったリバプール戦で
フラミニはベンチ入りが出来ませんでした。
これが現在のフラミニの立場を表わしているし、
本人もそれが分かってるし、だけどこのままじゃいけないから
移籍を希望したんじゃないでしょうか。




シーズン開幕時、私はフラミニのことをこれからも多分
末長く付き合っていくことになる選手と言いました。
まさかあの時はそれからたった数ヶ月の間に
ここまで状況が変化するとは思わなかったわけですね、はいw


ただし、デニウソンディアビに関しては冷静に評価しないと。
言い方は悪いけど、言ってみれば彼らはまだぽっと出の選手。
正直、今は過大評価されがちだと思う。




最後に本題に戻りますが、心情的な要素を加えれば
何とも思わないなんてことはないです。
3年もアーセナルにいる選手ですからね。
だけど、一方でかなりドライな自分を再認識しました。
ベルカンプが引退したときからこうなるとは思ってたんですけど。