二日続けてスペイン代表

あんなつまんねー試合なのに再放送観ましたw
だって、この間途中で寝てしまったし。


とりあえずこの試合を観ていくつか感じたスペイン代表の問題点を。




まず触れなければいけないのが付け焼刃の4−3−3システム。
4−3−3といえばバルサが思い浮かぶし、
中盤の陣容を見ると4−3−3が最も適しているようには見えます。
(実際、所属クラブでも3センターの一角を担う選手が多い)
ただ、軸となる選手がハッキリしていないのが問題なのか、
中盤を3枚にしているわりには中盤が3枚分の機能を果たしてなかった。
極端な話、2枚分にも満たなかったかもしれません。


ただ、これは3トップにも原因が。
この試合の先発は左からビジャ、トーレスルイス・ガルシア
ビジャは本来真ん中の選手だし*1ガルシアは中に入りたがるタイプ。
トーレスからはスケールのデカさは感じるけど
まだまだプレーの精度が荒く、正直レギュラーはまだ早い。


結局のところ前線の3枚が中に寄り過ぎてることで
中盤から広く展開することも出来ないわけで。
で、ボールをキープすることも出来ないからサイドバックの攻撃参加も少ない。


ただ、後半途中からレジェスが入った後は明らかに攻撃のリズムが変わった。
これはレジェスがサイドで能力を発揮出来る選手で、
サイドから縦に仕掛けることで全体の攻撃速度も上がるから。


レジェスは縦の突破だけでなく良質なクロスを供給することも出来る。
これまでの代表戦を見た感じだと、トーレスとの相性は結構良いようなので
トーレスを軸に据えるんなら尚更レジェスをスタメンにした方が良いと思うけど。


それから、気になったのがラウール。
動き自体は悪くない(むしろ良い)んだけど、
シュートがあんだけ枠に飛ばないとなると・・・・・ね。


あと、この試合では無失点だったけど
守備に不安がないわけでもないです。
たしかにカシージャスプジョルといったところは堅い。
だけど、左サイドバックのところが穴かなーと。


本大会までは時間があるので、それまでは試行錯誤していくことになりそう。
というか、そうせざるを得ないのが現在のスペイン代表か。


正直、現在の代表メンバーを見た感じだと
4年後の方がかなり期待もてそうですけどw

*1:アラゴネスは左サイドの選手って言ってるらしいが(苦笑)