解禁
またアルシャヴィンか。
リバプール
GK:レイナ
DF:ジョンソン、キャラガー、アッガー、アウレリオ
MF:カイト、ルーカス、ジェラード、マスチェラーノ、ベナユン
FW:トーレス
アーセナル
GK:アルムニア
DF:サニャ、ギャラス、フェルメーレン、トラオレ
MF:セスク、ソング、デニウソン
FW:ウォルコット、アルシャヴィン、ナスリ
試合内容からすれば、勝ったのは正直運が良かった。あとはウェブのジャッジが珍しくアーセナル寄りだったかなと。ジェラードのダイブを悉くスルーしたのは良かったけど。
前半はリバプールペースで、アーセナルはCFW不在がもろに響いた。フェルメーレンが上がった後のカウンターからジェラード→トーレスで決定機があったが、トーレスのシュートは力無くアルムニアがキャッチ。今振り返ってみれば、あそこのフィニッシュをもうちょっと丁寧にやってればってところでしたね。しかし、セットプレーからアルムニアが弾いたボールをカイトが押し込んでリバプールが先制。リバプールが1点リードでHTを迎えた。失点シーンはアルムニアのミス以外の何物でもない。弾くならしっかり遠くに弾かなければいけないけど、あれは明らかに弾くという意図が無く弾いてしまったという場面だった。
後半に入るとアーセナルが反撃に出る。前線のアルシャヴィンを起点に、右サイドに上手い展開からナスリの折り返しをジョンソンが誤ってオウンゴール献上してしまい同点。その後、ナスリ（だったかな？）のクロスのこぼれ球がファーサイドのアルシャヴィンに渡り、ワンタッチでコントロールしてからの不意をついたニアへの強烈なシュートがポストに当たってゴールイン。これが決勝点となり、アーセナルが逆転勝利を収めた。
今日のアーセナルは決して試合内容が良かったわけじゃなく、特に攻撃陣は総じて悪かった。ただし、アルシャヴィンは周囲のサポートがほとんどない状態だったんで仕方ない面はあるけど、それでもあのワンチャンスで決定的な仕事をやってのけた。
一方で守備陣、特に中盤ではデニウソンとソングの奮闘が光った。セスクとかが大した仕事をしてない中で、彼らのプレーがアーセナルに安定感を与えていたのは間違いない。あとはトラオレ。シティ戦ではSWPにチンチンにやられてたので守備を不安視してたんだけど、この試合ではトーレス等をよく抑えていた。終盤の怪我が心配。
リバプールだけど、トーレスが入ったことで縦への意識は上がってたんだけど、特に逆転されてから慌て過ぎなのが伝わってきた。あのへんはシャビ・アロンソ不在というよりも今季の不振からくるメンタル的な問題の方が強いのかなという印象を受けた。ジェラードもいつものような恐さが全く無かった。あとは、アクィラーニがまだフィットしてないなーってのが・・・。まともに試合出たのが最近なので仕方ないけど。
