10月


アーセナル  2 − 0  オリンピアコス


GK:マノーネ
DF:エブエ、ギャラスフェルメーレンクリシー
MF:ロシツキー、セスク、ソング、ディアビアルシャヴィン
FW:ファン・ペルシ




前半からアーセナルが一方的に攻め立てるものの、ゴールが決まらない。
後半になって、エドゥアルド、ヴェラと立て続けに投入した後にセスクのスルーパスで抜け出したエドゥアルドの折り返しをファン・ペルシーが無人のゴールに流し込みようやくアーセナルが先制。その後にはセスクのクロスをアルシャヴィンがヒールで押し込んで追加点。終わってみれば2-0の完勝でした。アルシャヴィンのはどう見たってオフサイドだけど。




元々一番楽なグループだとか何とか言われてるし、今日のアーセナルはホームゲーム。下馬評としては勝って当たり前なぐらいなので、むしろあれだけ攻めながらゴールを奪えないアーセナルにいら立ちを覚えた。特にファン・ペルシーとセスクのシュートは明らかにコースを狙えていない。GKから見て厳しいコースを狙う意識が足りないのか、技術が足りないのか。この試合に関してはニコポリディスが当たっていたんじゃなくて、アーセナルの選手がことごとくニコポリディスの正面にボールを飛ばしていた。


試合を観ながら、アーセナルのどの選手だったらコースを狙ったシュートを冷静に打てるか考えてたけど、思いついたのはエドゥアルドと好調時のアルシャヴィンだけだった。ポテンシャルならヴェラも十分なものを持ってるけど。だけど、今のアーセナルが志向しているパスサッカーを実現するには、1トップを張るCFは既存選手の中じゃファン・ペルシーが最も適任なのは理解出来る。アーセナルのパスサッカーはセンターラインの選手がどれだけ攻撃の組み立てに貢献出来るのかが肝になってくるので。何にせよ、フィニッシュの場面をもっと丁寧にしていかないと強いチームとやった時に弱点を露呈することになると思います。