ベントナーのスコーピオンすら霞む


そんな結果。


マンチェスター・シティ  4 − 2  アーセナル




前半の試合内容からすると、この結果はちょっと予想外でした。
が、スターティングメンバー見た時点で正直あまり勝てる気はしなかった。だからユナイテッド戦の敗戦後よりは冷静です。あの試合は何で負けたのか分からないような理不尽な結果に思えたけど、この試合に関しては明確な要因があった。


結局のところ、アーセナルがやられる試合ってのは自滅or個人能力の高さに捻じ伏せられるって2パターンで、今日は後者だった。90分通しての試合内容からすればチームとしてまとまっていて連携が取れていたのはアーセナル。だけど、今日は全然点を取れる気がしなかった。それはメンバー構成の問題なんだけど、ファン・ペルシーの1トップなら周りがもっとサポート出来なきゃ話にならない。シティの最終ラインは身体能力アホみたいに高いので、中途半端な攻撃では跳ね返されてしまう。そんな展開の中から生まれたファン・ペルシーの同点ゴールは彼だったからこそ出来た見事なゴールでした。


シティも攻撃の形が作れていなかったけど、セットプレーとかカウンターに関してはそれもあまり関係なくなる。アーセナルほどボール繋いで前がかりにいくチームはプレミアでは他にないから、ある意味でアーセナルがシティの攻撃陣の潜在能力の高さを引き出してしまった感はある。




そんな中、アーセナルにとってポジティブな材料はロシツキーの復帰。復帰試合でゴールも決めたので本当はもっと喜びたかったはずだけど、そういうシチュエーションじゃなかったのが残念。