開幕戦の後の


メディアの掌返しぶりが酷い。
アーセナルは確かにアウェーのエバートン相手に大勝を収めたけど、前半に関してはそこまで大差のつく内容じゃなかった。ベンゲルや選手達がそこまで浮かれ過ぎてることは無いと思うけど、昨年は首位に立った後にハル相手にホームでやられたり、スパーズに追いつかれたりと、油断してポロっと落ちる傾向が見られた。同じ失敗は繰り返さないようにしないと。


今後の懸念材料としては、ウォルコットディアビが入った時にエバートン戦のような連動したプレスをかけられるか。逆に言えば、この点においては彼ら以外にそれほど心配な選手は見当たらない。
ただし、これはアンカーのソングがきちんとしてたから成立してるのであって、いつかのようにソングがフラフラ上がっていったりすると駄目だし、デニウソンがアンカーやって守備軽くても駄目。やはりあのポジションが肝になってくる。


攻撃陣に関しては、そんなにミドルが都合良く決まるチームじゃないので、この間の試合だけで楽観視は出来ない。何試合か重ねてみないと分からない部分が沢山あるけど、いずれにせよ前の3人にセスク+もう1人がどれだけ効果的に絡めるかがポイントで、前線の選手がいかにボールを収められるかを見ていきたい。ファン・ペルシーはボール収まるし、その後に気の利いたパスも出せるので、その点においてはそれほど不安視はしていない。ただし、その仕事をこなす一方で彼がポイントゲッターになっていかなければいけなくなると、負担が大きいかなと思う。