CL→GW
マンチェスター・ユナイテッド 1 − 0 アーセナル
マンチェスター・ユナイテッド
GK:ファン・デル・サール
DF:オシェイ、ファーディナンド、ビディッチ、エブラ
MF:フレッチャー、キャリック、アンデルソン
FW:ロナウド、テベス、ルーニー
アーセナル
GK:アルムニア
DF:サニャ、トゥレ、シルヴェストル、ギブス
MF:ウォルコット、ナスリ、セスク、ソング、ディアビ
FW:アデバヨール
両監督の采配の差が試合内容に表れました。
が、結果には直結しなかったかなというのが今の感想。
両監督の采配については、スタメンとフォーメーションのチョイスですでに明暗を分けた。
ユナイテッドは4-5-1で中盤を厚くしてきた。
これはアーセナルを中盤で自由にさせない狙いがあってのことでしょう。
そして、1トップには運動量とキープ力のあるテベスを選択し、
中盤にもキープ力の高いアンデルソンを入れてきた。
一方のアーセナルも4-5-1を選択。
トップ下にはセスクを入れてナスリがCHに、そして左サイドにはディアビが入った。
まあ、この前の試合の時も言ったけど、セスクとナスリの位置は普通逆じゃないの?
セスクじゃ高い位置でボールキープ出来ないし、高い位置でのプレスも
機動力のあるナスリの方が良い。
セスクをトップ下に持ってくるメリットといったら、
アデバヨールとの連携がナスリよりは断然良いこと以外思いつかない。
そして、ディアビは左サイドに置いたことで昨シーズンの悪癖が出た格好。
運動量が少ないわ、ボール持ち過ぎて奪われるわで良いところが無かった。
にも関わらず90分フル出場。
ウォルコット→ベントナーの交代も、アデバヨール→エドゥアルドの交代も意図が分からない。
あれだけ試合内容で負けていて、1-0で済んだのは不幸中の幸いと言えるのかもしれませんが、
2ndLegでは延長戦無しで決着つけるには2点差以上で勝たなければいけないので、
非常にやり難くなったと思います。
今のアーセナルが無失点で凌げるとも思えない。
今日にしたってアルムニアの度重なる好セーブが無ければ、
もう1,2点奪われてもおかしくなかった。
もしも2ndLegで逆転勝利を収めることが出来れば、アルムニアが影の殊勲者になるでしょう。
あと、リバプール戦の時も感じたことですが、
今のアーセナルは前線でのプレスが緩い。
だから相手に主導権を握られやすく、こちらの思うように攻められない。
ただ、後半は若干修正出来るんですよね。それを毎回やるのは無理なんだろうか。