メシウマその3にならないように


ニューカッスル  1 − 3  アーセナル


GK:アルムニア
DF:サニャ、トゥレ、ギャラスクリシー
MF:ナスリ、ディアビデニウソンアルシャヴィン
FW:ベントナーファン・ペルシ




前半はアルムニアがPK献上→PKセーブってのが最大のハイライトか。
マルティンスは左利きですが何故か右で蹴った。で、甘かった。


その後も基本的にニューカッスルが押せ押せの速い展開でゲームを運び、
アーセナルがそれに呼応するかのようにカウンターで応戦。
アーセナルにも何度か決定的チャンスがあったんですが、
悉くハーパーやテイラーの体を張ったディフェンスに阻まれた。
ってか、普通にこちらの決定力不足なんですが。


後半になってもアーセナルの選手配置はほぼ変更無し。
ただし、ナスリが中に入ったりペルシがサイドに流れる回数は増えた気がする。


先制点を奪ったのはアーセナル
R・テイラーがクリシーの首掴んだりして貰ったFKを
アルシャヴィンベントナーのヘッド。


しかし、リスタート直後にニューカッスルが同点に追いつく。
アーセナル的には不運な面もありましたが、最後までボールに食らいついてきた
マルティンスのファイトを褒めておきます。


すぐに1-1の同点に追いつかれたことで新城に流れが行ってしまうかと思ったけど、
前にスペースが空いたところでディアビがサイドに流れてきたファン・ペルシーに
楔のボールを入れてオーバーラップし、ペルシは絶妙のタイミングでリターンパス、
ディアビがそのまま持ち込んでシュートを決めてアーセナルが勝ち越した。


そしてすぐに追加点。
再びファン・ペルシーが右サイドに流れてボールを持ったところで
ナスリがフリーランで中に入っていき、CBの間にスペースが出来たところでボールを貰い、
GKのニアを強烈なシュートで打ち抜いての3点目となりました。




短時間での3点目でさすがに新城の心が折れたのか、これで勝負有り。
あとはアーセナルショーで時間を消化してタイムアップ。
ファン・ペルシーが決めたそうにしていたのに決まらなかったのは残念だったけど。




それにしても、アーセナルの2点目と3点目は数年前のアーセナルを彷彿とさせた。
ヴィエラベルカンプヴィエラみたいなフィニッシュを
ディアビファン・ペルシー→ディアビでそのままやってのけたし、
ナスリの中に切り込んでいく動きは正にアーセナルサイドアタッカーに求められるそれだった。
あと、新城の攻守に渡るファイトとか後ろのザルスペースぶりも当時のプレミアっぽかったw




今日のアーセナルは各選手、そんなに調子良くないかなと思いながら観ていたんですが、
だからこそ彼らの成長を実感出来るような試合になったような気がします。