ある意味馬鹿試合


アーセナル  1 − 0  ローマ


ベントナー対ロリア、みたいな(何)


この試合、アーセナルの出来が戦前の予想以上に良かった。
が、それに見合う結果はついてこなかった。
とにかくベントナーが何度決定機を逃したことか。
エブエも出来は今季一番かもしれなかったが、最大の決定機でシュートを外してしまった。


後半そうやってアーセナルが立て続けにチャンスを逃しているうちに、
ディアビ→ソング、ブリーギピサロといった両チームの選手交代で流れは一転、
ローマが主導権を握る展開へと移ってしまった。


終盤は再びアーセナルが盛り返して何度かチャンスを作ったもののゴールには結びつかず。
ローマとしてはロリアがあれだけバタバタしながら1失点で済んだのはラッキーでしたね。
5-1ぐらいでアーセナルが勝っていてもおかしくない試合内容で、
むしろ1-0で終わっていることが不思議だ。




それにしても、今日のデニウソンはどうしたの?っていうぐらい出来が良かった。
試合終盤は初めてデニウソンを信頼出来たかもしれない。
今日はそれぐらいハードワークをこなしていたし、今季一番の出来では?
相手のプレスをかわして前を向けていたし、パスもほとんど間違いが無かった。
今日の出来ならCMに出ても文句無いです(何)


ディアビも中盤で収まりどころを作り、前線へのチャレンジパスも積極的に出していた。
ディアビが下がった後にローマに流れを持っていかれたことを考えても、
今日の試合ディアビがかなり貢献していたってことに結びつくと思う。
まあ、ローマはピサロが攻撃を組み立てるようになったり、
アーセナルは代わりに入ったソングがゲームに入れなかったりと
様々な要素が絡んだ結果ではありますが。




あとはナスリトップ下ですね。
ゲーム開始からってのは多分初めてだったと思うけど、
最後の方はちょっとスタミナ切れかな?って印象はあった。
しかし、それを差し引いても今日のナスリは十分合格点で、
ただ中盤で下がって受けるだけでなく裏も狙っていたのは良かった。
そういえばローマのDFラインは裏取り易かったですね。
デ・ロッシを出場停止に追い込んだのもGJ


セカンドレグも安心、といくような試合内容では無かったけど、
後で振り返った時にアーセナルにとって転機となる試合だったってこともあるかも。