プレシーズンマッチその1


対バーネット戦。


スターティングイレブンは以下の通り。


GK:アルムニア
DF:サニャ、ノルトヴェイト、J・ホイト、クリシー(C)
MF:ランスバリー、デニウソンラムジー、トラオレ
FW:ベントナーウォルコット




前半はバーネットペースで試合が進み、FKを直接決められ0−1で折り返した。
中盤ではデニウソンラムジーはやっぱ巧いんだけど、
ランスバリーの役割がイマイチ見えてこなかった。
右サイドにいるけど、ドリブル突破するわけでもなく、
だからといって中盤や前線の選手と細かいパス交換をして
局面を打開しにいくわけでもなく。
トラオレは左サイドに張りっ放しでボールを持っても手詰まりになることが多かった。
ベントナーはボールが収まらず。
プレシーズン始まったばっかとはいっても、このレベルの試合では
チーム内でも経験ある方なんだし、もうちょっとしっかりしてほしかった。
ウォルコットも同様。45分の中でほとんど仕事をしていない。
あと、アルムニアはやっぱFKの場面が恐い。


全体的には、即興で組んだ11人という印象だけに仕方ない面もあるかとは思います。





そして、後半でメンバーが全員入れ替わる。


GK:マノーネ
DF:オゴゴ、ロジャース、G・ホイト、スティア
MF:ウィルシャー、ランドール(C)、コクラン、バラジテ
FW:シンプソン、ルイ・フォンテ




スタメン11人中7人がイングランド人という不思議(何)
後半のメンバーはリザーブチームで一緒にやってるのが長いので
繋ぎの面がしっかりしていて、アーセナルペースになった。
特に目立ったのがウィルシャー、バラジテの両サイドで、
前半の2人とは異なり積極的にゲームの組み立てに絡んでいた。
中盤を指揮していたのはランドールで、前半のデニウソンラムジーに比べると
よりシンプルにボールを散らしていた印象。
どちらが良いのかはケースバイケースだけど、この試合に関してはこちらが正解か。
あと、コクランはマケレレタイプと言われてただけにボール奪取が積極的。
後半中盤でボールを奪えるようになったのは彼の仕事が効いてた証か。


後半になってからようやくシュートチャンスも増え、
右サイドのウィルシャーが内に切り込みながら縦へのスルーパスで、
これに反応したシンプソンがニアに叩きこんで同点。
さらにその後、ウィルシャーのスルーパスを受けたシンプソンが
左サイドのスペースにボールを出し、スペースに走りこんできたバラジテが
ファーサイドにきっちり決めて逆転。


後半のFWはシンプソンとルイ・フォンテの2人だったが、
前半の2人に比べると中盤の組み立てに上手く絡んでいた。
決定的な仕事をしたのは1ゴール1アシストのシンプソンで、
45分通すとルイ・フォンテの方がボールには絡んでいた。
ルイ・フォンテはポスチガ系統なのかな。




後半途中でマノーネ→スチェスニー、オゴゴ→ダンの総勢24人が出場したんだっけ。
とりあえず元々トップチームでやってる選手以外で、
最もトップチームに近いと感じたのはバラジテとランドールかな。
ウィルシャーもフィジカルとパススピードを磨けばいけそう。