過大評価と過小評価は紙一重


今で言うとクリスチアーノ・ロナウドなんかが分かり易い例ですね。




ロナウドを歴代最高の得点力を持つMFだなんて褒めちぎる人がいれば、
ロナウドはザコ専だなんて貶す人もいる。
それぐらい今のロナウドの評価には上と下に開きがある。




私はどう評価しているかと言うと、
そもそも世間一般で言われているほど上手い選手だとは思ってない。
ドリブルにしたって、派手なフェイントを入れてみたりはするが、
結局のところ突貫型ドリブラーっていう印象が強いです。
それこそ、スピードが無ければドリブラーとして一流と言えるかも怪しい。


ただ、だからと言ってロナウドを評価していないかと言えばそうではない。
ロナウドは基礎的なフィジカル能力が全般的に高く、欠点が無い。
アスリートとして一流の素養があると見ています。
今時、フィジカル能力の高さってのはフットボールにおいて
最低限必要な、そして重要な要素になってますし。
もちろん一定以上の技術があることを前提にして、だけど。
そして、あのプレースタイルであるにも関わらず怪我が少ないってのは正直凄いと思う。


だから、技術面で言えば超一流だとは全く思ってないけど、
技術・フィジカル合わせた総合的なスペックは世界でも指折りだと思っています。




実は、逆にこれがファン・ペルシーを評価し切れない理由でもあるんですけどね。