リバプール対アーセナル

リバプール
GK:レイナ
DF:キャラガー、シュクルテル、ヒーピア、アウレリオ
MF:カイト、マスチェラーノ、アロンソ、ジェラード
FW:クラウチ、トーレス

アーセナル
GK:アルムニア
DF:トゥレ、ギャラス、センデロス、クリシー
MF:エブエ、セスク、フラミニ、ディアビ
FW:フレブ、アデバヨール

アーセナルは怪我人続出でコンディション面でも満身創痍の選手が多い中、良く頑張ったとは思う。
負けたのはメチャメチャ悔しいし、納得いかないことや不満は沢山あるけど、
アーセナルを応援してきて本当に良かったと思う。
んでもって、これからも応援する。

こんなん言った後に冷静に振り返るのもあれだけど・・・

攻撃陣に関しては、いくつか要らんパス交換でチャンス潰したり、
アデバが絶好機で外してしまったりとミスもいくつかあったけど、
アンフィールドでの2得点は十分満足出来る結果と言えるでしょう。

特に普段と見違えるパフォーマンスを見せたのはディアビ。
この間のリーグ戦でやらかしてしまったので汚名返上すべく奮起したんでしょう。
相手選手がボールを持つと素早くプレスかけにいったり、味方のカバーに回ったりと
普段からこれぐらい動けよｗと言いたくなるような出来。
こういうパフォーマンスが続くと、戦力として計算しやすくなるんですがねえ・・・

交代で入ったファン・ペルシーはほとんど見せ場なく終わってしまったのが残念だけど、
ウォルコットになかなかボールがいかないなーと思ってたら、
自陣ＰＡ前でボールを拾ってからの独走ドリブル突破。
相手ＰＡまでドリブル一本で突破しての折り返しを、アデバヨールが今度はきっちり決めた。
このウォルコットのプレーは多分忘れることが無いと思います。

で、問題は守備なんだが・・・
今日トップレベルに足るパフォーマンスを見せたのは正直ギャラス一人だと思う。
アーセナルの今季を総括しての反省点として選手層の薄さが挙げられるのは当然として、
守備陣に関してはそれ以外の問題点も多く見つかった。
今日の試合に限定して言えば、センデロスが軽過ぎたし、
トゥレは対人守備最強だった2年前と中の人が変わったかのような変貌ぶり。

今日の試合の最大の敗因はアンフィールドの魔力とか判定以前に、守備が弱いのを露呈したこと。
フラミニ→ジウベルトでパス回しにくくなって相手に拾われる回数が増えたのもその一因。

ＣＬは終わったとして、まだリーグ戦が5試合残っている。
現実的に考えればこちらもタイトルは絶望的で、選手のモチベーション低下は十分起こり得る。
今日のパフォーマンスから見ても、ＣＬの方に比重を置いてきてたと思いますし。
ロシツキー今季絶望、それに加えフラミニまで離脱となると今後の見通しはかなり暗い。
今日の試合で色んなものを失ってしまったけれど、同時に得たものも少しはあったと思う。
週末のユナイテッド戦はウォルコット先発で観たいですね。