前半戦まとめ(プレミアリーグ編)


現時点でのプレミアリーグベストイレブンを選考してみました。




GK:
ホセ・マヌエル・レイナリバプール
GKに関しては消去法で選出。
怪我や調子の波もなく、かつ結果もちゃんと出してるってことで。




DF:
リオ・ファーディナンドマンチェスター・ユナイテッド
ネマニャ・ビディッチ(マンチェスター・ユナイテッド
バカリ・サニャアーセナル
ガエル・クリシーアーセナル


CB2人とRSBに関してはすぐ決まりました。
コンスタントに良いパフォーマンスを見せている選手を選出。
特にユナイテッドのリーグ最少失点はCB2人の鉄壁ぶりが大きいですし。
サニャはプレミア1年目ながら環境の変化にもすぐフィットしました。
で、LSBなんですがクリシーとエブラで悩みましたね。
攻撃面なら断然エブラなんですが、守備ならクリシー
まあDFなんで今回は守備面を重視したのと、チームの首位への貢献度ってのを評価してクリシーに。




MF:
セスク・ファブレガスアーセナル
アンデルソンマンチェスター・ユナイテッド
クリスチアーノ・ロナウドマンチェスター・ユナイテッド
アレクサンドル・フレブアーセナル


アーセナルの躍進の中心にいる選手のうち2名を選出。
あとはMFながらここまで得点ランクトップのロナウド(16試合で13ゴール)。
ロナウドに関しては正直昨シーズンほどの爆発力は感じてなかったんだけど、
きちんと結果を残してくるあたり昨シーズンの活躍が偶然で無かったことを証明しています。
アンデルソンはまさかCHとしてあそこまでやれるとは思ってませんでした。
攻撃面における展開力、ボールキープ力だけでなく守備面においても貢献。
キャリックをベンチに追いやり、今やユナイテッドの中盤に欠かせない選手となっています。




FW:
エマニュエル・アデバヨールアーセナル
ロケ・サンタクルスブラックバーン


アデバヨールはすぐに決まりましたが、もう一人はアネルカサンタクルスで悩みました。
最終的にはチームのスタイル、戦術にどれだけ絡めてるかで選びました。
アデバヨールは開幕2試合こそ怪我で欠場したものの、復帰以降は不動のレギュラーとして定着。
昨シーズン問題視されていたフィニッシュの精度に関しても、
ここ最近はむしろ綺麗なフィニッシュが増えたぐらいだし
特別酷いというレベルからは脱してきてるのかも(と思いたいw)。
ゴール数にしても年内のうちに昨シーズンのアンリを抜き去ったわけですが、
それ以外での前線でのポストワーク、運動量も評価されて然るべき。
サンタクルスは怪我続きで評価落ちてたけど、黒板移籍1年目で完全復活。
特にここ最近はスコアも重ねてますし、チームにも意外にすぐフィットしました。




他、印象に残った選手↓




マイカ・リチャーズマンチェスター・シティ
昨シーズンは右SBとしてクラブ、代表ともにレギュラー格に、
今季シティでは本職のCBとして持ち前の身体能力の高さを発揮しています。
CBのパートナーはリチャード・ダンということで、
相方はエアバトルに強く、自身はスピード面でまず走り負けしない、
相手からしたらかなり嫌な組み合わせですね。


パトリス・エブラマンチェスター・ユナイテッド
ベストイレブンから外したのでこっちに。
昨シーズンのアーセナル戦でも鋭いオーバーラップからのアシストがありましたが、
今シーズンも同じエミレーツスタジアムで同じことをやられました。
現状LSBの中では世界でも5本の指に入るんじゃないでしょうか(ハッキリ決めてないけど)。


ジョレオン・レスコットエバートン
今シーズン、イングランド代表にも選出されたDF
見た目通りフィジカルが強く、SBとして出てきた時はごり押しで突っ込んでくる印象。
CBとLSB両方満足にこなせるので、クラブにいると助かるタイプですね。
でも以前ガナスレの書き込みにあったバックアッパーとして獲得ってのは勿体ないw


クリストファー・サンバ(ブラックバーン
巨漢CB
見た目通りのフィジカルを活かした守備に加え、
何か気がつくとPA付近で攻撃に絡んでくる不思議なタイプの選手。


ギャレス・バリーアストン・ヴィラ
代表でもEURO予選終盤はレギュラー格まで登り詰めました。
攻守のバランスをとりつつ両サイドへの展開が出来、それなりに技術もある地味に良い選手。
まだステップアップ出来そうな感じはしますね。


シャルル・エンゾグビア(ニューカッスル
今シーズンはクラブでレギュラーを獲得し、LSBとしても出場してるけど基本攻撃の選手。
ドリブルは初速から速いし、腰の強さも感じます。
プレースキッカーも任されてるし、もうしばらくは新城で活躍する姿が見られそう。
以前アーセナルが狙ってたとされる選手でもありますね。


デヴィット・ベントリー(ブラックバーン
移籍情報だとMGPの方に注目が行きがちだけど、
昨年、今年と確実にベントリーの方が活躍してると思います。
クロス精度、プレースキックの精度の高さに加え、ドリブルでも突っかけられるし
元々FWの選手だったということでフィニッシュの精度も高い。
以前はアーセナルベルカンプの後継者候補の1人として扱われてただけあって
細かい技術の高さは健在ですし、近い将来代表でも良いポジションにつけられるんじゃないかと。
少なくとも、現状でもペナントよりは上だと思いますし。


ミケル・アルテタエバートン
エバートンの中盤でアクセントになっている選手。
パスによる中と外の使い分け、キック精度の高さ、ボールコントロール技術、
どれを取ってもエバートンの中でずば抜けていることがプレーを見れば一目瞭然。
セスクと並ぶぐらいの現在海外で成功しているスペイン人でしょうね。


マテュー・フラミニアーセナル
ベストイレブンにはギリギリ選出出来なかったのでこっちに。
何度も言いますが、正直彼がここまで化けるとは思ってませんでした。すいません(何)
好調の要因は単純に見てオンザボールのスキル向上、それに伴うプレーの視野、状況判断力の向上、
さらに言えばある程度守備の仕事を意識出来るようになったことで
守備におけるカバーリング技術も伸びました。
個人的にはここ1年で最も評価の伸びた選手ですね。


ティム・ハドルストーントッテナム
太り過ぎで解雇?なんてショッキングなニュースも最近流れているCH
若い選手だしスパーズを退団すれば今後に期待したい選手なんですが、
確かにキック精度以外の部分も伸びてこないとなーとは思いますw
CBとして成長した方が個人的には面白いんですけどね。


オーウェン・ハーグリーブスマンチェスター・ユナイテッド
ユナイテッドがようやく念願を叶え獲得した選手なんですが、
怪我が多いことを除けば期待通りのプレーとその見返りをチームに与えていますね。
この間のリバポ戦なんかはまさにそのとおりでした。


エラーノマンチェスター・シティ
シティの攻撃の中核を担う選手、と言ってもいいでしょう。
彼の特徴っていまだによく分からない所あるんですけど、
抽象的な言い方すると色んな局面で巧さを発揮出来る印象はありますね。
様々なスタイルにもすんなり馴染めそうな感じがします。


マルティン・ペトロフマンチェスター・シティ
彼の方は分かり易いタイプですね。生粋のサイドアタッカーといった感じ。
クロスの精度は相変わらず安定しませんが、スピードを活かしたドリブル突破は
単純だけど見ていて面白いです。


アシュリー・ヤングアストン・ヴィラ
今年フル代表にも初選出されたサイドアタッカーです。
左サイドを主戦場としていて、テクニックとスピード、俊敏性を駆使して
とにかく積極的にドリブル突破を仕掛けていくプレイヤーですね。
だけどSWPとかレノンみたいなスピード重視の突貫型ドリブラーでもなく、
わりと良いクロスも上げたりしますし、結構面白い選手です。


ガブリエル・アグボンラホーアストン・ヴィラ
現在リーグ戦7ゴールのイングランド人FWです。
ただ、チーム事情柄サイドやらされたりもしますが。
とにかくスピードが速く、でもそういうのにありがちな小柄体型ってわけでもなく、
今後まだまだ伸びそうな選手ですね。
アーセナルやユナイテッドが獲得に乗り出してるって噂になったことも。


ニコラ・アネルカボルトン
彼も僅差でベストイレブンから外した選手なんですが、
理由としてはボルトンの戦術に合わないからですね。
まあ戦術に噛ませない使い方をされてるってのは言い方変えれば
前線である程度自由にやらせてもらってるってことでもあるんですが、
特別自分にボール集められるわけでもないのに二桁きっちり取ってるあたりはさすが。
チェルシー行きの噂がありますが、正直あそこも戦術的にはそんな合わないと思うんですがね・・・


フェルナンド・トーレスリバプール
彼もベストイレブンに入れるかちょっと考えました。
ビッグ4の中ではリバポが一番フィットし易そうだったとは思うけど、
それにしても意外に早くフィットしましたね。
スペイン人にしてはスピード、パワー含めた身体能力の高さに特徴があり、
逆に技術面はちょっといい加減な感じがしますw
まあ彼があれだけ高く評価されてたのも納得がいく出来ではありますね。




リーグ全体の感想は明日に回します。
ちょっと長く書き過ぎた。