ベントとヘスキーくたばれよ


アーセナル  2 − 0  ウィガン


80分過ぎに強いアーセナルは健在のようで。




前半からとにかく2センターの選手が平凡な出来過ぎて不満だったんだけど、
後半からロシツキーをトップ下に置く形に変更。ウォルコットは左サイドに。
ロシツキーはフレブほど前へ前へはいけなかったけど、
あのメンバーの中ではよくやった方かと。
ディアラは球際に強く、それが攻撃の際のボール運びにも活きてましたね。
反面、デニウソンはたまに打つミドル以外は消極的な横への展開が目立った。


アーセナルの攻撃が比較的単調だったことから、ウィガンは粘り強く守ってたけど
ヘスキー投入あたりから激しいゲームに。
マーカス・ベントが後ろからデニウソンに激しいタックルを見舞った後に
レフェリーに抗議にいってたギャラスヘスキーが突き飛ばして軽い乱闘になりかけたり、
その後にヘスキーウォルコットに危険なタックルをしてウォルコットが負傷退場と、
結果的にアーセナルに火をつける形になりました。


後半途中からエブエ→エドゥアルド、ウォルコットベントナーで、
ベントナー投入後はロシツキー右サイド、左サイドにはエドゥアルドが入ってたんですが、
80分台にギャラスが前に出てきてパス&ラン、
中央でボールを受けたベントナーは右サイドのサニャへ展開、
サニャのクロスに対しニアに飛び込んだギャラスのヘッドで先制。


その直後にカウンターからベントナーが一気にドリブルで前に持ち出して
3対2の数的優位を活かしたまま右サイドを駆け上がっていたロシツキーにパス、
ロシツキーがスピードに乗ったまま打ったシュートはファーポストを跳ね返ってゴール。


実は2点ともベントナーが絡んでるんですが、若い割にはプレーの選択肢が良いんですよね。
このへんはセンスの問題なんでしょうか。




まあ勝ったのは良いんですが、セスク、フレブの穴は痛感せざるを得なかったのが正直なところ。
デニウソンに関しては昨シーズンにも言ったけど、基本的にゲームメーカーじゃないんですよね。
それから、フレブの穴も大きい。
ロシツキーは同タイプの選手だと見られがちだけど、ボールキープ術を活かすフレブと
少ないボールタッチ数で捌くのが中心のロシツキーじゃ全く異なる。
ぼちぼちペルシが復帰するんで、他のポジションの負担は減るでしょうが。
あとはウォルコットが軽傷であることを祈るばかり。




そして、リーボックスタジアムでボルトンがユナイテッドを下したため、
アーセナルは勝ち点差3で単独首位をキープ。
アネルカGJ