ポジション別考察③


今回はセンターハーフ


今季アーセナルのトップチームに定着したセンターハーフ
ジウベルト・シウバ、セスク、フラミニディアビ、ソング。
こうして並べてみるとシウバ以外は若い若いw


前半戦はヴィエラの穴に苦しみ続けたわけだけど、
マドリー戦を境に復調、以前の中盤にも匹敵するほどの
パフォーマンスを見せることが出来るようになりました。


その要因は何といっても、セスクの成長かな。
前半戦はフィジカル面で苦しんでいたけど
後半戦では相手のプレスを掻い潜りながらボールを捌けるようになったし、
それに伴って効果的なパスや決定的なプレーが増えた。
特にマドリー戦のファーストレグ、ユベントス戦のファーストレグで見せた
プレーってのはかなり焼きついてますね。


で、セスクが攻撃の中核を担うに相応しいレベルに達したことで
シウバがあまり無理をする必要がなくなり、復調に向かった。
シウバに関してはパスミスが多いのが難点。
現在は守備専任という形をとることが多くなったんで
多少マシにはなったけど、前半戦のシウバは本当に酷かった。
ただ、あのカバーリング能力、ポジショニングの巧さはシウバならでは。
そんでもって良いタイミングでの攻撃参加も出来ると。
アンリ不在時はキャプテンを任されてるし、本当に大きな存在です。


フラミニは本職では落第点。SBにコンバートしてからは素晴らしかった。
デシャンを尊敬しているということで、フラミニ自身も相当走るタイプ。
その長所はSBになってからの方が活きてたんだけど、
来季は本職でももっと活かせるようにしてほしいですね。
シウバは良い見本になると思う。
SBやってた頃のフラミニに関してはSB考察の時にでも。


ディアビは冬に加入したわけだけど、全体的に見れば
素晴らしいパフォーマンスを見せたと言ってもいいんじゃないですかね。
フィジカルに優れ、中盤でボールを持てるのが長所。
ただ、かなり攻撃志向が強くボールを捌いた後に
後ろをポッカリ空けた状態で前に飛び出してくことが多かった。
あと、ゲームスピードにまだ乗れてないところや
守備がラフでいい加減なところが課題。
来季はさらなる飛躍を期待していたんだけど、
シーズン終盤に大怪我を負ってしまった。
復帰は来年にまでずれこむ予定ということで、残念ですね…


ソングは終盤に出番が増えたけど、正直まだ計算出来る戦力じゃないかな。




来季に向けて計算出来る戦力はセスク、ジウベルトフラミニの3人。
ロシツキーを入れると4枚になるけど、
ロシツキーの起用法がハッキリと分かってないので枚数に加えていいものか。
出来ることならもう1人加えたいところ。


条件だけど、セスクともシウバとも合う選手。
今まで噂に挙がった選手だとマルコス・セナが一番。
W杯での活躍次第ではゾコラとかも候補に挙がってくるかも。
まあロシツキーが中盤に入って、セスクとのコンビが成立するなら
補強しなくてもいいかもしれませんねえ。
一応、枚数は足りてるポジションですし。