4人のサイドアタッカー


今ガナスレでレジェスの話題がちょっとあるんで、
この際ガナーズサイドアタッカーに対しての印象だとか評価を。
先に言っておくけど、個人的にはみんな好きです。




まず、その話題に挙がっていたレジェスだけど
個人的には4人の中で一番伸びる可能性を秘めた選手だと思ってます。
というのも、いまだにチームにフィットしてないから(苦笑)
ただ、フィットしてないなりに仕事はするようになったし、
それが他の3人に比べてそれほど引けを取ってるとは思わん。
4−5−1の左サイドはレジェスが一番だと思うし、
一本のパスで決定機を作ることが出来る意外性に満ちた選手だと評価しています。
ただし、4−4−2の時は中に入ってプレーする必要もあるので
そのへんのポジショニング、状況判断がまだまだですね。
それから、散々言われてるフィニッシュの精度w
課題は少なくないけど、どれか克服したときには化けるかもなんて思ってます。
以前課題とされていた守備意識の低さも克服されてきましたし、
近い将来そうなると信じてるんですけどねえ…


続いてリュングベリ
リュングベリの持ち味は何といっても豊富な運動量を生かしたハードワーク、
そしてオフザボールでの前線への飛び出し。
現在のリュングベリはシーズン前半に比べればだいぶ持ち直したと思うけど、
今季ゴールを決めた記憶が無いんですよねえ…
ゴールを決めるようになったら完全に復調したといっていいんでしょうけど、
これは単純にめぐり合わせの問題なんだろうか。
個人的にはベルカンプ不在の影響も多少あると思ってます(何)
その分アンリとの絡みが重要になってきたので
今年に入ってからはアンリに近いポジションで使われることが多くなりましたね。
まだまだ欠かせない選手です。


続いてフレブ。
3月に入ってから急に調子を上げ、右サイドを自分のものにした感があります。
それまでは左サイドだったり、3センターで使われたりと
なかなかフィット出来ずに試行錯誤している状態で、
球離れのタイミングが悪い、視野が狭いなど課題は多かったけど
確かなテクニックは備えていたので
フィットすれば凄い選手になるのは分かってました。
自分で切り込むドリブルも出来るし、
タメを作ってエブエのオーバーラップを生かすことも出来るので、
以前のアーセナルには無かった右サイドからの攻撃パターンを
確立出来たといっても過言ではないかも。
最近では右サイドに張りすぎることなく、柔軟なプレーも出来つつあるので
もっと出来るんじゃないかとさえ思っています。


最後にピレス。
総合的な能力が最も高いのはやはりピレスだと思います。
以前に比べれば正直衰えは感じますけど、
それでも決定的な仕事という面ではアンリの次に信頼出来る選手。
この間のユベントス戦なんかが結構印象的だったんだけど、
要所で仕事をするのが上手いというか、そういうのを読んでるんですかね。
ただし、多くを求めるのがきつくなってきたというのもたしか。
事実、現在のアーセナルサイドアタッカーでの序列は4番手。
試合毎のパフォーマンスにムラが出てきたのが大きな原因かと。
それでも中盤でゲームをコントロールさえすれば計算出来る選手だと思うし、
こういうベテランは貴重で代えが効かないんで残留してほしいです。