新戦力について

今季、アーセナルが獲得した選手は
フレブ、マノーネ、ソング、
あとはレンタルでプーム(年内だけ?)


マノーネ、ソングに関しては
将来への投資ということで納得。


フレブに関してはピレスの後釜として考えれば納得。
まだガナーズのサッカーには適応出来てないけど
(そんな状況での怪我で長期離脱 orz)
ある程度球離れが良くなって周囲との連携が取れれば
来季以降は特に活躍が期待できるはず。


しかし、プームを取った意図が未だに分からん…
レンタルで取ったけど、GKの序列は
レーマン>>アルムニア>プームだし。
入れ替わりでホイトが今季いっぱいまで
サンダーランドに出向してるけど、そっちが目的かも。




今度は、逆にアーセナルを去った選手たち。
若手は省略ということで、トップチーム限定で。


まず、完全移籍したのはヴィエラエドゥ、テイラーの3人。


ヴィエラに関しては去年のレアルの件があったので
本人に決断を委ねるという形を取ったのだと解釈しています。
で、ヴィエラ自身は移籍を決断したと。


エドゥに関してはもっと前の段階で
移籍が決定的になってたので仕方無いでしょう。


テイラーに関しては、個人的にはアルムニアよりも
可能性があったと思うけど…


これらの選手が抜けた後のアーセナル側の対応なんですが、
テイラーに関してはプームをレンタルで獲得して補ったということで。


ただ、ヴィエラエドゥが抜けた後の対応はかなり無茶でしたね。
当初はバティスタを獲る予定だったのですが、結果は失敗。
仕方なくダクールあたりを獲ろうかとベンゲルは考えていたようですが
セスクやフラミニの出場機会を減らしたくないとそれを断念。
(そんなこと言い出したら誰も獲れないような気がするけど)


つまりシウバ、セスク、フラミニの3人でどうにかする、
という策を取ったわけですがこれが裏目に出たというか、
セスクやフラミニにプレッシャーがかかり過ぎて
返って逆効果になったという感が否めないですね。
両者ともに昨シーズンの方が出来は良かったですし。
ただし、両者とも今季中にパフォーマンスの向上が
見られる可能性も十分にありますが。




あと、レンタルで他クラブに移籍している選手について。


アリアディエール、ベントリー、ホイトらが
レンタル移籍をしているわけですが、
彼らが帰って来たときに居場所があるかは微妙な所。


特に厳しいのはベントリーですね。
昨シーズンはノーリッジに1年間レンタルされている間に
同ポジションのファン・ペルシが台頭。
右サイドでもプレー出来る可能性があったのですが
(ペナントが移籍したため当時は右サイドが手薄だった)
フレブを獲得したため、アーセナルのサイドは
レジェス、ピレス、リュングベリ、フレブという陣容になり
これもまたベントリーが入る余地が無くなってしまった。
ベントリーがアーセナルを批判しなかったとしても、
これではまず居場所が無いでしょうね。


ベルカンプ引退後はFWがまた手薄になるので
チャンスがゼロというわけではないけど、
正直アーセナルの中でベントリーを育てる余裕が無いのが現状。


ホイトに関しては右SBに限定していうと
ローレンが不動のレギュラーとして君臨していて、
バックアッパー要員としてはエブーエが台頭してきたので
これもまた厳しい状況にあると思います。


しかし、ホイトの場合はDFライン全てのポジションを
こなせるのが強みですね。
現在のアーセナルの最終ラインは決して層が厚いとはいえないので
そういう選手が台頭していればかなりチームにとってもプラス。


アリに関しては数年後、確実にFWが最大の激戦区になるので
怪我が多いままだとアーセナルの中ではまず生き残れないでしょう。
どうにか改善できればとは思うのですが…